野良桜書影バナー

『東京 野良桜』電子本をBCCKSにて公開

東京の街角で、なぜここにこんな見事な桜の木がいるのだろう?と疑問に思ったことはありませんか? そのような桜を"野良桜"と命名し、その姿を浮き彫りにするべく深夜にポートレートとしてカッチリと捉えたシリーズ、それがこの写真集『東京 野良桜』です。

すでにここnoteでもフォトブック編集の話や、モニター画面にフィットしたPDFデータ販売の話も書きました。

そしてこの度、誰でも電子本が作れるサイト、BCCKSさんのシステムを使用し、この『東京 野良桜』を公開いたしました。

書影はこんな感じ。なんか、リアルな紙の本っぽく見えるでしょ?

中身もいくつかご披露しましょう。まずは野良桜のコンセプト。

“野良桜”とは

日本人のアイデンティティ形成に深く関わっているものは、富士山と桜である。マジョリティにおいてはそう決めつけても過言ではない。

長く寒い冬の終わりと桜の開花はリンクし、人々は表に出て桜の木の下に集い、春の訪れを喜ぶことをダシにして花見という名のストレンジな酒盛りピクニックを繰り広げる。

そのような花見の対象になる名所の桜たちはいわば昨今の集団アイドル級の人気者だが、街中に存在し満開の笑顔をふりまいている単身桜には振り向けどスマホで写真を撮りツイッターにつぶやいておしまい、という存在でしかない。

そういった都会の中の単独アイドル桜を”野良桜”と命名し、彼女らの姿を浮き彫りにするべく、ヒトの寝静まった深夜にポートレートとして撮影した。

ほら、こんな桜、身近な場所で見た事あるでしょ? 皆さんの回りには素晴らしい野良桜たちが毎年笑顔をふりまいているのです。まるで地元アイドル(コンビニバイト中)のような。

それに対して昨今ハバを効かせる集団アイドルグループのような桜たちがいわゆる花見名所の桜です。

このいかにも日本人的な"ハナミ"という習慣、なんだかとってもストレンジだと思いませんか? いえ、別に同意を求めたりはしませんが、オレにはそんな風に見えています。

さて、そんなBCCKSさんの『東京 野良桜』電子本は、こちらのリンク先で全ページタダで見られますヨ。

noteでは個人でも課金ができる、というのがウリですが、実際はなかなか買っていただけないものです。

なので、BCCKSさんで見て、「もっとでっかい画面で見たい!」と思うほど気に入っていただけましたら、こちらの記事で販売しているフルHDサイズのPDF本を是非ご購入いただければ、もしくは"スキ"を残していただければ励みになります!

『東京 野良桜』web/PDF ver.販売します。

note上では100円です!よろしくお願いいたしま〜す。

気に入ったら、サポートください。 よろしくお願いします。(礼)