見出し画像

単一電子宇宙仮説

今朝noteのおすすめで見つけた記事

世界にはひとつの電子しかないという言葉を初めて知ったのは 博士が神戸で行った講演(2015年4月5日)によってでした。

参加者さんからの質問に答えて

そっちが本質かもしれないですね。ある物理学者が言ったんですけど、電子は1個しかない。その1個が同時に分裂してこの世界ができている。多数に、無数に分裂して。それが私の言葉でいうとイデアなのかもしれないですね。イデアは1個しかない。それがたくさん分裂しているのは、先ほどの知恵の輪から三次元をつくりましたね。そういう構造だから、こういう世界になっている。つまり世界に投げ込まれているわけです。

われわれが素粒子1個1個のようなものになってしまっている。もとは全部一つしかないんだけれども、円環上の1点として投げ込まれたわけですね。それによって「われわれ」が分裂してしまった。「割れ」てしまったわけ。私はそういうイメージですね。

いっぱいあるように見えるのは、時間と空間というフレームワークが出来ているわけです。時空上においてはたくさん分かれて見えますけど、本当は1個しかない。というのは当たっているかもしれないですね。それが本当に正しいかどうかはわからないですけど。

これには参加できなかったのですが 冊子はその年の夏の研究会で博士より渡されたと記憶します。後年この部分を読んで興味を感じていました。
*注に ある物理学者としてファインマンとなっていますが あたり総研さんの記事にあるように言い出しっぺはジョン・ホイーラーのようです。

単一電子宇宙仮説 - Wikipedia
私はプリンストン大学院でホイーラーから電話を受け以下の様な会話をした。

「ファインマン、すべての電子が同じ電荷と同じ質量を持っている理由が解ったよ」 「なぜ?」 「なぜなら、これらはすべて同じ電子だからだ!」

直感的にはこれなんだろうという気はしています。
下の動画も勉強になります。

単一電子宇宙仮説と量子力学の関連性【ビックリ!量子力学の世界】 - YouTube