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ARRIVAL メッセージ

先月末 メッセージという映画のあらすじを知りました。

宇宙人(?)から彼らの言語を教えられるが それには時間がない(未来も見ることができる)というのに興味を感じ カラクリをどう描くのかを確認するためDVDを入手し観ました。

主人公の女性言語学者の解読を 未来のビジョンをメッセージのように受け取りながら作業を積み重ねていく様子は 観ている方も未来か夢か現実か混乱しつつクライマックスまで引っ張られていきました。

宇宙人(7本足のイカのようですが)の地球来訪の目的が分からないままクライマックスの始まりを告げるようにひとつの言葉が登場するシンクロに意表を突かれました。それは『非ゼロサムゲーム』。

主人公の未来の娘が頭の中で質問し 未来の夫が現実で宇宙人の言語は非ゼロサムゲームのようだと指摘し それを聞いた主人公がオウム返しすると 頭の中の娘がそれよありがとうと言う

その場面でわたしは「ふたり零和有限確定完全情報ゲームではない⁈」と固まったのでした。

2009年春 認識の闘いはゼロサムゲームで行くのだろうと想定したことを思い出し それはもう終わっていること 今は非ゼロサムなのだという転換点のように感じました。

その意思を投稿しなきゃと思っている時 X(旧Twitter)で半田氏のこの映画に言及した投稿を読み 何の偶然なのだろうと思いました。DVDを観た6日後のことでした。

博士が逝って4年になろうとしています。
映画のようにバラバラに受け取ったメッセージをひとつに繋げる作業に入っていく時に当たっているのだろうと感じます。