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グルキャンのビジョン 地域と融合する企画

複数組や人数でキャンプをする事を巷では、グループキャンプ、グルキャン、と言ったりするらしい。


それが、分野毎にファミグル、だったり、ソログルだったり。。呼び名は色々あるとの事。


しかし、そのグルキャンの価値の根底とは何なのか、グルキャンの価値を無駄に分解してみる。


・キャンプの経験差を埋め合わせる事ができる
・ファミグルの場合、子供同士が仲良くなり退屈しない
・みんなで共通の趣味について歓談できる
・忘れ物をしてもリカバリーが効く
・みんなで焚き火の火を共有すると心地いい
・SNS繋がりの場合リアルで会ってキャンプする事自体に価値がある

まぁ色々あるだろうけど、


やはり、一番根底にある、意識的に、無意識的に、皆んなが感じてるであろう価値の中心は、


自分が好きなモノやコトを共有し、自分の考えを話せる事、情報交換が出来る事、


体験的にはこれが一番大きいと思っている。


であれば、


その部分の価値をより深化させる事が、企画側のチカラに他ならず、そのグルキャンの価値と、キャンプ場という「場」が本来持つハブとしての機能、交通的機能をリバンドルする事、


それが、キャンプイベントの本質に他ならないと考える。


しかし、その場に集まる、例えばビジネスプレイヤーのマインドは、一過性を匂わす振る舞いや、その場限り、という事が多いように思う。


それが残念で、とてもつまらない。


ビジョンを持たず、目の前の流行りと安易な打ち手にだけに飛びつく作り手、体験にフォーカス出来ないイベントや道具、メーカーは淘汰されていくに違いない。


どのような、領域においても、ブームとトレンドは、等価ではないはずだ。

いやがおうにも常に地域と接点を持つキャンプというその行為自体、本来その性質をもつように、気がつけば結果的にCSVを構築してしまっている、というようなメーカーにこそ僕は深い共感を覚える。


ユーザーと地域を融合させる真の意味での企画マーケティングやモノづくりは、キャンプにおいてもますます、有益なコミュニティを形成していくのだろうと思う。

そのようなグルキャンを意識的に定義すること、これはビジネスサイドの持続的重要課題だと思う。


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