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【シェルハブ・メソッドレッスンを受けてみて】いただいた感想④

◎SくんとKさん(母)
お母さんが見ていてくれるのを何度も振り返って確かめる、
自分の身体がこんな風に、あんな風に動くことを
何度も繰り返して、覚えていく。
そうすると、赤ちゃんたちは安心して動きはじめる。
赤ちゃんたちが新しい動きを始めると
「いきなり出来るようになったんです!」と
お母さんやお父さんは仰ることがあるけれど、
その動きは安心と自信の積み重ねの結果。
Sくんは何度もそのプロセスを見せてくれました。
お母さんやお父さんが見守ってくれていることは
赤ちゃんたちが動く大きな原動力になります。

おうちのリビングに貼ってありました。
レッスンの時にお伝えした「おうちでやってほしいこと」。

加田さんとの出会いは、母乳外来でお世話になっている助産師さんの
ご紹介でした。 初めてお会いしたのは生後3ヶ月になる直前、
その頃はまだ自分の心身が回復しておらず、
初めての子育てで不安ばかりでした。
自分がなにか出来ていないことで
息子にとんでもないことが起こるのではないかと、
日夜躍起になってSNSで調べる日々…。
今なら、まずスマホから離れて寝なさいと自分に言います。

レッスンや加田さんの講座を受けて、目からウロコがぼろぼろ落ちました。「大人の自分たちは当たり前のように体を動かしているけれど、
生まれたばかりの息子は自分の身体に手足があって、
それを動かせることをまだ知らないんだ!」と新鮮な驚きがありました。
息子にどうやって触れてあげるのがいいのかわからなかったので
「ぽんぽんむぎゅうで身体の地図をつくる」というシェルハブメソッドの考え方に出会えて本当によかったです。
いまも無意識にぽんぽんむぎゅうをしています。

わたしが一番感動したのは生後3ヶ月半を過ぎた頃、
自宅でレッスンを受けていた時。
おもちゃがたまたま手に引っかかって握ったようになることはあっても、
息子が自分の意思でしっかり掴んだり握ることはまだありませんでした。
加田さんが「おもちゃがあるね〜」と言いながら
仰向けの息子の前におもちゃを見せ、肩や腕をぽんぽんしました。
息子はよだれを出して口で掴みたい!とアピールし、
じっとおもちゃを見つめ集中。時間をかけ、待つ。
わたしだったらおもちゃを握らせてしまうところだな、と思っていたら、
じっとしていた息子が、ゆっくり腕を上げ、自分の手でおもちゃを握りました。 「すごい!」思わず涙が出ました。
息子はこれからたくさんのことを獲得していくんだな、わたしはそばで見ることができるんだ、とても嬉しくなりました。
加田さんに「慎重派だね」と言われた通り、
息子はじっと観察してから行動することが多く、
決して発達が早い方ではありませんでしたが、
「発達の先取りは必要ない」という加田さんの言葉がわたしのお守りになってくれました。
ひとりで歩き始めたのは1歳4ヶ月になる直前でした。
満を持して靴を買い、ほぼ毎日数時間の散歩をした結果、
1歳5ヶ月になった今、朝ごはんを食べ終わると玄関に行き、
「くく!(靴)」と言って早く出かけよう!と散歩が大好きになりました。

どんなことでも相談に乗ってくれる、成長を見守ってくれている加田さんの存在が、子育てで不安ばかりだったわたしを優しく支えてくれました。
焦らずに、息子のペースで育っていくのをこれからも楽しんでいきます!

ちいさい人の正座はなんてかわいいんだろう(笑)。
集中して遊んでいる時は見守るだけ。

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