【ヒントは赤ちゃん】赤ちゃん ・・・ 話せない 小学高学年・中学生 ・・・ 話せる・大人並みにできる なので、やり取りはこうなりがちです ➡「ちゃんと説明して」「自分でできるはずでしょ」 これに対して ➡「知らん」「ほっとけ」「うっとおしい」 ところで、中学校家庭科の教科書にこんな一文があります。 ・・・・・赤ちゃんは自分の要求や具合の悪いところを正確に伝えることができないので、病気や異常を早く発見するには、顔色、食欲、温便の様子など、日頃の健康状態を
【一番の思い出は「逃げたこと」】繰り返してきた家出 私たちが預かったアツシは家出を繰り返し、児童施設に入った。その施設でも、何度もいなくなり、環境を変えるため私たちのホームに来た。 なんとか我が家に根付いてもらおうと、ほんの少しでも彼が関心を持っていることを見つけては、例えば彼が留学に興味があるといった時も、本を、チラシを、情報を集めては、それを見せて興味をもってもらおうとした。 関心があるように思えることがあると、すぐに調べ、話題を提供したし、興味を持つであろう体験を
【不良少女ミキとの出会い】不良少女ミキは中学2年で施設にやってきた。両親は幼いころに離婚、母は夫を3度もかえ、転居が多かった。新しい義父の家庭となるたび、気をつかう窮屈な思いを繰り返した。 だからミキは転校に次ぐ転校で、なかなか友達ができなかった。また、弟が障害を持っていたため、母は弟にかかりきりとなり、ミキにはあまり手をかけてこなかった。ミキの心は幼いころから孤独だった。 保育園では落ち着かない子と言われ、小学校ではいじめを受けた。学校も家庭に相談を持ちかけていたものの
【障害と愛情不足、そしてその掛け合わせ】子どもの非行に、どうしたらいいか、何故こうなったのかと、悩んでしまっている方も多いかと思います。 非行の原因は2つ、しかし難しいのは、この2つの掛け合わせ 原因と対処法について解説します。 ①非行の原因 障害 非行の原因の一つ目は、そもそも脳に障害がある場合があるというものです。 発達障害 知的障害 と言われるものです。 脳の障害が原因ですので、一般的な叱り方や注意は逆効果になります。 その種類と特性に応じた対処法が必