マガジンのカバー画像

新井由木子【思いつき書店】

104
「思いついたことはやってみる」と言うのは、とあるおしゃれカフェの中の小さな書店「ペレカスブック」店主であり、イラストレーターでもある新井由木子さんです。世界文化社deliciou… もっと読む
運営しているクリエイター

#ペレカスブック

だから やっぱり本が好き/新井由木子

 先日、初めて店(ペレカスブック)にいらした方から、 「いったいどうやったら、出版社とお…

娘のお弁当に付ける“荷札”は、親の圧倒的な片思いなのか?/新井由木子

 下準備をして、誰よりも早く起きて、心を込めて作るお弁当。  それなのに肝心の子どもとき…

ローヤルゼリーは蜜の味?! /新井由木子

 この春より、草加で都市型農業を営むチャヴィペルトの畑に、養蜂の勉強をしに行っています。…

おうちじかんのためのドデカめいろを作った/新井由木子

 コロナ禍で、これから先どうなるのか、とっても心配!  ペレカスブックの経営継続はもちろ…

書店なのに麦わら帽子を作る/新井由木子

 わたしの営むペレカスブックは書店でありながら、毎年夏が近づくとオリジナルの麦わら帽子を…

心も泣いたチャヴィペルトの蜂のひと刺し/新井由木子

 春の日。草加の農家チャヴィペルト(chavi pelto・vol.10 おむすびばあさん参照)の畑では、…

自分の着たい色を着たら青いキャラが立ちすぎた/新井由木子

 袖を通さずに大切にとっておいたのは、『たかね裁縫所(vol.57 昔、オシャレだった参照)』のワンピース。体型を選ばないゆったりした縫製は、夏には風通しが良く、冬には楽に重ね着ができて、オールシーズン楽しめる素敵なワンピースです。  昨年末に購入してから、なにか良いことがあったらおろそうと思っていたのですが、このご時世、積極的に明るい気分になったほうが良いに決まっています。わたしはとうとう、このワンピースを着ることにしました。  更にそのワンピースが特別なのは、青い色をし

おばさんと呼ばれてゆるす場合とゆるさん場合/新井由木子

『150円ババア』 『コロネババア』  このキョーレツなあだ名は、わたしの営むペレカスブック…

ラストタイツ・ノータイツ/新井由木子

 絵描きのキヨシちゃん(思いつき書店vol.031 キヨシと地図を作る 参照)が、タイツのお下が…

地獄底/新井由木子

 さんざん時間とマネーを費やして、最終的に地獄の底が開いたお話です。  あれは3年ほど前…

インフルエンザはつらいよ/新井由木子

 その朝起きると、絵に描いたような風邪っぴき(重症)になってしまっていました。 「新井さ…

叔父の葬儀/新井由木子

 叔父の葬儀に参列するため、伊豆諸島の新島に行ってまいりました。  長い間、病と闘ってい…

お友達になってください/新井由木子

 SNSには『友達申請』という残酷なシステムがあり、一日中悩んだ末に勇気を出して「友達にな…

鍵が無い/新井由木子

 カフェコンバーションの鍵が無くなりました。  鍵は通常わたしたちしか知らない秘密の場所に隠されていて、毎朝それを取り出して店のドアを開けるのですが、その日カフェコンバーション店主(以下コンバーション)が出勤したところ、その鍵が無くなっていたそうなのです。  残り1つの鍵は、2階に店を持っているエダハの店主(以下エダハ)しか持っていません。仕方なくそれを借りて開け閉めしつつ捜し回ること数日。鍵は見つからず、とうとうコンバーションはスペアの鍵を作ることにしました。少し特殊な鍵の