プロコーチを目指すということのために考えるべきことは何か
ハンドボールという競技でプロコーチと言われたら、誰が思いつくか。
実業団チームでコーチをしている人であったり、クラブチームのコーチはプロコーチなのか。
最近長い時間考えています。
そもそも、プロコーチってハンドボールにいるのか、日本でプロリーグがないのにプロコーチがいるのか。考え出したらどんどん悩みになっていってしまう。
お金をもらっているからプロコーチなのか、プロだからプロじゃないから責任感が違うのか、果たしてそんなに簡単なものなのか。難しい。
プロコーチってどんな存在なのか、そこまで考えています。
アマチュアとプロの境目ってどこなのかっていうのも大きく関わってくると思います。
【アマチュア】
英語の「アマチュア(amateur)」は、フランス語の「愛好家(amateur)」からきており、生活の糧にするのではなく、「その事が好きで純粋に楽しむ」人のことを指す。
【プロフェッショナル】
ある学問分野や事柄などを専門に研究・担当し、それに精通している人。それが本職の(その職で生計を立てる)人のことを指す。
この説明をもとに考えると、
生活の糧でないならアマチュア。生計を立てているならプロ。
純粋に楽しんでいるだけならアマチュア。専門的に研究・担当するならプロ。
という感じになると思います。
ふと自分に当てはめてみると、今は生活の糧にはなっていないし、楽しんで教えているだけだからアマチュア。ただ、専門的に研究・担当をしているとも思っているから、そこに関してはプロなのではないか。
じゃあミックスなのか、ということになります。
プロだから正しい、アマチュアだから正しくないなどの単純なものでもないと思います。考えれば考えるほど分からなくなります。
だからこそ思うことがあります。
プロだとかアマチュアだとか枠組みについて考えるのではなく、本質的にコーチングということを考えたいと思いました。
自分がコーチとして立つ以上、クライアント=選手
なわけであって、クライアントに対して、最善策であったり、改善策であったりを提案、提供していくことが大切ということになると思います。
決定権はクライアント。あくまで、クライアントの成長が一番なのではないかと。クライアントの悩みにアプローチできるか、そのために一番研究をする。そこに力を費やしたいと思いました。
ハンドボールだけではなく、身体操作やメンタルトレーニング、技術・戦術・精神全てにおいて研究を重ねたい。
専門家がいるんだからそこに頼れと言われるかもしれない。
ただ、人は知らないものを批判しがちだから自分がある程度は知っていたいという気持ちがあります。
選手と一緒に成長しながらも、コーチの成長率が一番だと言われるようなコーチを目指したいと思いました。
もし共感することがありましたら、スキしてくれると、一緒に頑張る気力になります。
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