2022年度 deleteCがん治療研究公募説明会Q&A

2022年5月30日に、2022年度 deleteCがん治療研究公募説明会を開催しました。

10名程度の方々にご参加いただきました。説明会では、今年の公募概要についてお話ししたあと、参加してくださった方々とのQ&Aセッションを行いました。

以下がQ&Aの内容です。


Q1. 海外の施設に所属していても応募はできますか?
A. できます。

Q2. 応募のフォーマットには自由さがあるように見えますが、どの程度自由に記載して良いのですか。
A. 文字数制限があるところは従っていただき、文字数制限がないところは、制限があるところで書けなかったことがあれば、それらを補ってご記載ください。

Q3. 通常の研究費と異なる点として熱意も評価されるようですが、研究内容と熱意はどのようなバランスで選考されますか?
deleteCの選考では、通常の研究助成ももちろんですが、情熱も大切な評価要素として考えています。評価項目の1つに、応募者とdeleteCが共に社会に対して研究意義を啓発したいテーマという項目を含みます。ただし、科学的根拠・論理性、実行可能性も評価項目ですので、研究内容も重要な評価の対象です。

Q4. 治験に関して、患者さんのためのヘルシンキ宣言、倫理面のことなど、詳細をどこまで書けばよいですか。
A. どこまで、という詳細な基準は設けておりません。選考委員が研究の倫理面への配慮に関して判断できる内容を記載くださるようお願いします。

Q5. 使途はどのように書けばいいですか?
A. 研究全体のなかでこの資金をどういうところに使用する予定か、現在獲得している資金では補えないどの項目に使用予定か、記載ください。

Q6. 学位取得前でも応募可能ですか?
A. 可能です。

Q7. 医師主導治験で本体試験は企業からお金が得られていますが、TR研究の費用として応募することは可能ですか?
A. 企業からの資金が補う予定ではない場合に、TR研究の予算として使用することは可能です。ただしその場合は、本体試験をサポートする企業の了承を得る必要性をご検討ください。

Q8. 企業が資金提供している場合に、1年半後の報告が難しい場合もありますが、研究成果を開示できないことは許容されますか?
A. 1年半後の報告の時期において、報告が可能な範囲で開示頂ければ問題ありません。

Q9. 採択率はどの程度ですか?
A. .第1期目は17テーマから2テーマ、第2期目は9テーマから2テーマ、第3期目は15テーマから2テーマが選ばれました。


以上がQ&Aの内容となります。
ご参加された皆様、活発なQ&Aをありがとうございました。

その他にもご質問があれば、deleteC公募担当medical-research@delete-c.comまでご連絡をいただければご回答いたします。

deleteCの公募は7月8日まで受け付けております。
より多くの皆様からのご応募をお待ちしております。


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