オンラインミーティング「あつまれ、想い。#deleteC大作戦 2021大作戦会議」開催レポート（後半）

9月4日(土)に、オンラインミーティング「あつまれ、想い。#deleteC大作戦 2021大作戦会議」を開催しました。当日は、参加企業ご担当者、アンバサダー、医師・研究者、がん経験者、deleteCを応援して下さる方々含め約85名が集結。前半は、昨年の#deleteC大作戦2020のハイライトを振り返り、今年の#deleteC大作戦2021を一緒に盛り上げてくださる企業様・アンバサダーの方々をご紹介しました。さらに後半では、#deleteC大作戦2021の一斉発信にチャレンジする「あつまれ、想い」ワークショップを実施しました。

▼前半のレポートはこちら

「#deleteC大作戦 2021」の公式アンバサダー〜5名のアスリートとアーティストが賛同〜

さらにさらに、今年は#deleteCを一緒に盛り上げてくれる5人のアンバサダーの皆さまもご紹介しました。

まず１人目は、メジャーリーグ、シアトル・マリナーズで活躍、今年オールスターにも選出されました菊池雄星さん。

「ぼくの尊敬する父は、がんでした。まだまだ一緒に、思い出をつくりたかった。だけどそれはもう叶いません。『大切な人たちと多くの思い出をつくりたい』。それは世界中の皆さんが望んでいることでしょう。がんが「治せる病気」となる世界が来る日を信じ、deleteCを応援していきます」

さらに、菊池雄星さんからはアメリカからメッセージが届いていました。

「deleteCのゴールである『がんを治せる病気に』。世界中みんなの願いでもあると思います。その大きなゴールを叶えるために、少しでも力になれればと思います。一緒にその世界を目指して頑張りましょう」

菊池雄星さんはとても誠実な方で、シアトルと東京を結んで何度も打ち合わせを重ねてくださり、アンバサダーをお願いした際も喜んで引き受けてくださいました。

２人目は、元日本サッカー代表監督、FC今治オーナーの岡田武史さん。

「親友ががんでした。ラグビーの平尾選手です。まだまだ若かった。本当に無念だったでしょう。当時は『がんだから仕方がない』と思うしかなかった。でも、deleteCの活動でがんは治る病気だと思えるようになりました。私も微力ながら力になりたい。できる限りの支援をしていきたいと思います」

岡田さんは、今年１月末のがんの治療研究に寄付を行う「deleteC HOPE」ではじめてご一緒しまして、気さくに「何でもやるよ」と言ってくださいました。本当かな…とおそるおそるアンバサダー就任のご相談をしたら、「アンバサダーお引き受けします！」と即答してくださり、「有言実行」の方なんだ、かっこいいなと改めて思いました。

続いて３人目は、東京サントリーサンゴリアスのキャプテン、ラグビー日本代表としても活躍されています、中村亮土さん。

「２人に１人ががんになる。そして、毎年約37万人の方が命を落とすという現実を知り、自分ごとにとらえるようになりました。ワールドカップでは、皆さんの応援にたくさん勇気を頂き、日本ラグビー史上最高の結果を残すことができました。応援が持つ力を、誰よりも知っているぼくだから。がん治療研究のために自分ができることをしたいと思います」

中村さんはdeleteCの活動を行うのであれば、きちんと学んでできることをやりたいと、deleteCに丁寧に向き合ってくださっています。ラグビーの「ONE TEAM」精神を体現してdeleteCを応援してくださっています。

続いて４人目、元ラグビートップリーグクボタスピアーズで活躍され、deleteC発足当時から応援してくださっている稲橋良太さん。

「大きな目標が叶うのは、いつだって小さなアクションから。ひとりではどうにもできないことも、チームで力を合わせればきっとできる。私はそれを、ラグビーから学んできました。『みんなの力で、がんを治せる病気にする』。というゴールに向かって。ともに歩んでいきましょう！」

実は今日の#deleteC大作戦2021作戦会議にも来てくださっていました。

「今回アンバサダーとしてお声がけいただき、非常に光栄なことだと思いました。発足当時から皆さんと一緒に活動させて頂き、これからもdeleteCの活動や想いを繋いでいきたいと思っています。deleteC HOPEなど今後の活動もアンバサダーとしてお力添えできたらと思っています」

アスリートに続き５人目、StoryやHappinessなどの名曲を歌うアーティスト、今年のdeleteC HOPEでも想いのこもったライブを実現してくれたAIさん。

「音楽を通して『がんを治せる未来』を作りたい。もちろん”がん”だけじゃなく今はコロナだってある。今も時間がない人達がたくさんいる。みんなで力を合わせたらどうにかできるかもしれない、そんな希望を持っていて欲しい、持っていたいって思いながら『HOPE』って曲もできました。すべての人たちの苦しみを消してあげられたら。誰かを喜ばせられたら」

AIさんは、本当にあたたかい方でノリがいい。AIさんらしい「やっちゃおうぜ！」みたいな雰囲気のおかげで、みんながやってみようと前向きな気持ちになれると思っています。

今年は「あつまれ、想い」がスローガンですが、皆さん１人１人本気で「想い」を寄せて頂きました。アスリートやアーティストの力で広げていくことで、「そういう表現をしてもいいんだ」と気づきに繋がるので、ぜひぜひ一緒に、たくさんの人に届けて欲しいと思っています。

#deleteC大作戦2021開始までのカウントダウン。「あつまれ、想い」ワークショップ！

イベントに参加いただいた皆様には、このイベントの時間の中で、想いを込めたSNS投稿文を作って頂き、17時からの一斉投稿で#deleteC大作戦のスタートを切ることに。

ここからは普段より、delteteCで対話の場を開き、想いやアイデアをまとめあげるファシリテーター・上井雄太へバトンタッチ！皆さんが#deleteC大作戦 に込められている想いや投稿したい内容を一緒に考えていきたいと思います。

また、ここでdeleteC理事の桜庭喜行のメッセージも紹介させて頂きました。

「一緒に起業したビジネスパートナーの長井さん。彼女はがんでした。「治療はもうしない」と告げられたあの日、「余命宣告なんかに絶望しません」と気丈にメッセージをくれた。だけど自分も、医師も、がんばりようがない状況は、がんばりやの彼女にとって、一番しんどかったと思う。治療の選択肢は、必ず希望になるから。彼女を失ったぼくは今、がん治療研究の力になりたい。」

このワークショップの時間内で、ご自身ががん治療中の方、大切な方ががんを経験された方、がん治療研究をされている方、参加企業様、deleteCメンバーなど、たくさんの想いが込もったコメントが続々と集まりました。（以下抜粋）

大切な人ががんでなくなりました。「がんが直せる病気になる日を一日でも早く手繰り寄せたい」「治療研究が希望の種になる」と言っていました。deleteCを知って私にもできることがあるんだと思い、楽しく参加、応援しています！

わたしは『deleteC大作戦2021』を投稿して応援します。どうか、がん（Cancer）で悲しむ人がいない世界になって欲しい。がん患者じゃなければ、わたしはどんな日々を重ねていただろう。今では想像もできなくなってしまいました。『治る病気』そうなったら、どれだけの夢や希望を持つことができるかな。涙で明け暮れた日々が報われる日が来て欲しい。願いを込めて。そしてそんな日が実現することを信じています！

そのじゃがりこ！食べちゃう前に＃deleteC大作戦！！がん治療を行っていたみんなから預かったバトンを胸に！#deleteC大作戦 #カルビー

deleteC 2020で応援頂き、とても嬉しかったです。みなさんに応援頂けることで研究者は勇気づけられます。想いが広がって、より多くの研究者が研究に取りくめるようになることを祈って。

このプロジェクト・メンバーに出会い、想う事だけじゃなくて、動くことの大切さを感じました。少しづつが大きな結果につながり、がんが治る病気なるようにしていきたいです。

そしてワークショップ最後、#deleteC大作戦 2021開始の17:00に向けてみんなでカウントダウンを行いました。
「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1・０！#deleteC大作戦2021スタート！！！」

さらに後日、イベントで集まった想いは1枚のポスターになりました。
PCのトップ画面やオンライン会議の背景として、ぜひ皆さまご自由にお使いください！

「#deleteC大作戦 2021」スタート！

代表理事・小国の言葉でスタートを切りました！

みなさま、本当に今日はありがとうございました。これまでずっとdeleteCのことを支えてくださっている方、あらたに興味を持って参加してくださった方など、本当に大切な仲間と「#deleteC大作戦」のスタートを切れたことを1番嬉しく思っています。今年のスローガン「あつまれ、想い」にあるように、たくさんの思いを集めて、たくさんの人に届けていきたいと思いますので、思い切り楽しんで、想いを込めて進めていきたいと思います。ありがとうございました。

改めまして、「deleteC大作戦2021作戦会議」にご参加いただいたみなさま、イベントには参加していないけどSNS上で#deleteC大作戦 を一緒に盛り上げてくださっている皆さま。本当にありがとうございました。今日からはじまった#deleteC大作戦2021、たくさんの想いをたくさんの人に届ける気持ちで、9月30日まで走っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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