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今生での我がテーマ「信頼」について

人間が、この世に生まれてきて、乗り越えるべき課題って、究極「人間関係」と「お金」の問題に行き着くよね~なんて話をしていて。

もちろん、それ以外にもあるだろうけど、多くの人がぶち当たるであろう「壁」がこの二つではないかしらん。逆に言えば、人間関係とお金、というテーマが人間にしたら、いつの時代もそう簡単ではないからこそ、悩むテーマなのよね。

もう一つ、自分にとって大事な課題が「信頼」というテーマ。
子どもの頃は、母親、という「絶対的な安全地帯」が、私にとっての心安らぐ居場所で、それは「絶対的な信頼」だったな、と思う。

子どもの頃、怖いものがたくさんあった。(たとえば、深夜、お布団の中で消防車のサイレンの音が聞こえると、怖くて眠れなくなったし、唐突に「いつか戦争が起きたらどうしよう」と考えては怖くなった)。

思い出すのが、小学生低学年の頃、理科の実験で私がうっかり、瓶を割ってしまって、その破片を触った子が指をケガしたことがあった。ただ、指を切っただけだったのに、「そのガラスの破片がもし、相手の子の血管に入って、それが心臓にまで達して、死んでしまったりしたら、どうしよう」と考えると、もう地球最後の日みたいな絶望的な気持ちになったっけ。そんな時、泣きながら母に話すと「大丈夫、大丈夫」と言ってくれて、その言葉はどんな薬よりも一瞬で私を安心させてくれる特効薬だった。

大人になって、誰か他者と「信頼」を結ぶことが自分にとって、とても大事な向き合うべき課題なんだろうな、と思うようになった。

信頼、って私にとって、とても大事なテーマで、簡単には築けないからこそ、それができるほんの数人(たった一人でもいい)は私にとって「絶対的な存在」なのだ。

もちろん、自分が勝手に信頼しているだけであって、「片思いの信頼」かもしれないけれど。「両想いの信頼」だと、すごくいいのだけれど。




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