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詩篇

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折々に書いた詩をまとめています。
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#スキしてみて

ノベル #7

時のはざまに置き忘れてきた ターコイズブルーの シーグラスのかけら 瑠璃色の海のわすれもの …

deko
3年前
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ノベル #5

誰もいない 冬の浜辺に たどりついた 小瓶 ひとつ 波がもてあそぶ ラベルには 失われた 異国…

deko
3年前
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煮物のように

ことこと コトコト 煮物は 煮詰めるほど おいしくなる うまみが増して 味がしみて 時間が お…

deko
3年前
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洗濯日和

今日は朝から 洗濯日和 じゃぶじゃぶ ジャブジャブ セーターも洗っちゃえ 古くなった思い出…

deko
3年前
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ノベル #2

森が映る小さな池 水面に朱色の影が のびると 白鳥たちが 飛びたつよ ねぐらに帰るんだ 晩鐘…

deko
3年前
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ノベル #1

山茶花の赤いつぼみが ふくらんだ あしたは 手紙がとどくかな。 昨日の月は 夜明けの空で 白…

deko
3年前
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えんどう豆を育てるように

たとえば えんどう豆を育てるように ことばを育てることが できたなら ことばの畑を 腰を曲げ 汗だくになって 日がな一日 耕す ひと粒の ことばの種をまき たっぷりと水をやり 太陽をみあげる 芽がでると、よろこび 茎がのびると、微笑む どの芽を摘もうか どの芽を生かそうか 宝石のような きらびやかなことばではなく。 流行の スタイルのいいことばではなく。 指のあいだから こぼれ落ちていく ことばたちを 拾いあげ そっと、また、畑にもどそう 冷たさに 暖かさに