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北海道経巡り雑記 その21-とある一泊二日

第24問 次の北海道が舞台の小説のうち、三浦綾子の作品はどれか。
ア. 挽歌
イ. 塩狩峠
ウ. 羆嵐
エ. 菜の花の沖


このnoteでは、基本的にキーワード毎に区切って記事を書いていますが、普通に観光旅行している一部だったり、見たい場所ピンポイントだったりを集めて書いています。
先月、毎夏大阪からやってくる友人が北海道に遊びに来たので、そのときのことを記事にして、こういう感じのルートで観光しますという紹介を兼ねて、たまには旅行記風に書いてみようと思います。

私のいつもパターンでは、必ず行きたい場所を最初に決めます。その次に他に行きたい場所を加味して宿泊地を決め、そのルート近辺で寄れる場所を探す、という流れで旅程を設定します。
今回は一泊二日で、今年の必ず行きたい場所は音威子府村の「北海道命名之地」でした。音威子府まで行くので、天塩や豊富で行きたいところもあるから宿泊は稚内を予定しましたがホテルがとれず、層雲峡温泉のホテルを予約しました。
主目的地と宿泊地が決まったので、まず音威子府まで行って層雲峡に向かうルートでの移動と大まかにきめて、近くて寄れる場所を肉付けしていきました。
では、今夏の一泊二日旅行「北海道命名之地へ」です。

北海道命名之地(音威子府村)
北海道を巡っているとあちこちで松浦武四郎の名前を目にします。
松浦武四郎は幕末の偉人で、北海道を六度にわたり調査し、北海道の地理や自然、アイヌ民族などについての記録を残しました。そして、北海道(北加伊道)の命名者でもあります。
北海道を巡る身として、松浦武四郎ゆかりの北海道命名之地は必ず訪れたいと思っていました。
この日は、10時ごろにつくように逆算して家を出ました。基本的に出発時刻は最初の目的地からの逆算です。

北海道命名之地(令和5年7月)
北海道命名之地の説明(令和5年7月)

エコミュージアムおさしまセンター(音威子府村)
次の目的地は、北海道命名之地とは天塩川の対岸にあるエコミュージアムおさしまセンターです。彫刻家砂澤ビッキの作品が展示されています。
力強い作品、細かい作品、青銅製に見紛う作品など多数展示されています。木の匂いも心地よく、ゆっくり作品を見学しました。

エコミュージアムおさしまセンター(令和5年7月)
樹気との対話(令和5年7月)

しもかわ万里の長城(下川町)
続いて、下川町の万里の長城です。こちらは前回の記事で紹介しましたので、そちらをご覧ください。
少し遠回りになりましたが、見てみたい場所だったので寄りました。

ビバアルパカ牧場(剣淵町)
続いて寄ったのは、剣淵町のビバアルパカ牧場です。最近知って行きたいと思ってきた場所です。
この時は大半のアルパカが毛刈りをした後でスッキリした見た目をしていました。
餌をあげたり、なでたりしてふれあうことができます。係の方も質問に丁寧に答えてくださって、アルパカの知識も深まります。
国道40号からすぐなので、ちょっと立ち寄ってみるのにいいと思います。

ビバアルパカ牧場(令和5年7月)
ビバアルパカ牧場(令和5年7月)
ビバアルパカ牧場(令和5年7月)
ビバアルパカ牧場(令和5年7月)

塩狩峠記念館/三浦綾子旧宅(和寒町)
続きまして、塩狩峠記念館です。
三浦綾子の旧宅を復元した記念館で、氷点・塩狩峠をはじめとする三浦綾子作品や三浦綾子の生涯が紹介されています。
こちらも、国道40号からすぐの塩狩駅の横にあるので、立ち寄りやすい場所にあります。
記念館の写真は撮り忘れてました。

塩狩峠(令和5年7月)
長野政雄氏の碑(令和5年7月)
塩狩駅(令和5年7月)

層雲峡温泉(上川町)
そして、宿泊地である層雲峡温泉へ。三国峠はドライブで気持ちいい峠だし、銀河の滝・流星の滝などがある国道39号沿いなので通ってはいたものの、層雲峡温泉で泊まるのは初めてでした。
層雲峡温泉で訪れたのは、バスターミナル近くの荒井初一の像です。荒井氏は層雲峡開発の父ともいうべき方で、ホテルにチェックインする前に像を見に行きました。
さすがに黒岳ロープウェイに乗る時間はありませんでした。

荒井初一氏の像(令和5年7月)

音江環状列石(深川市)
実は、2日目の午後に予定があったので、余裕が午前中しかなないため多くの場所には行っていません。
2日目の最初は、環状列石の記事で問題の選択肢にした音江環状列石です。
結構な段数の階段を登ったところにあるので、結構疲れました。しかし、環状列石の規模としては大きく見応えがあります。

音江環状列石(令和5年7月)
音江環状列石(令和5年7月)
そこそこ階段を上るので帰りはいい景色です(令和5年7月)

道の駅「うたしないチロルの湯」(歌志内市)
午前ラストに寄ったのは、道の駅「うたしないチロルの湯」です。北海道の道の駅は全て訪問済みなので初めてではないのですが、ここには設置されて1ヶ月も経っていない最新のポケふたがあるのです。
その写真撮影とポケモンGOのギフトのためだけに寄りました。

歌志内市のポケふた(令和5年7月)

1日目とかは結構回っているように思われるかもしれませんが、早朝に出発したり、ルートを大きく外さず無理なく行ける観光地を選んでいるので、駆け足というほどでもありませんでした。道中は道の駅等で軽食を食べたりもしてます。
ちなみにGoogleMapで始点/終点を札幌駅で設定したところ、1日目454.2km、2日目228.2kmとなりました。
こんな感じの旅程だったりするので、参考になるなら幸いです。


第24問の答え「イ」
ア. 原田康子
ウ. 吉村昭
エ. 司馬遼太郎

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