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コミケが中止でも頒布物を作る理由

でかいひとでございます。

前の記事でもお伝えしたとおり、5月に開催予定だったコミックマーケット98(C98)は中止となりました。しかしながら、冊子の進捗度合いがかなり進んでいたこともあり、もう少し頑張れば完成しそうでしたので、もう少し頑張って作成しました。幸い、先週末・今週末と、週末は自宅待機を推奨する状況であったことや、予定が諸々キャンセルとなり、時間が確保できたのも大きいです。とはいえ、もしC98が開催されていた場合、今週末を目途に入稿するつもりでしたので、当初の計画通りではありました。

ただ、「出来上がった原稿を刷るか?」は悩みどころでした。少なくともC98で頒布する機会はなくなりましたので、すぐに印刷する必要もないわけです。

そんな中、前回も印刷した栄光さんの記事を見かけました。

https://kokoro.eikou.com/archives/1234

記事を一読して考えました。「やはり、刷ろう」と。

栄光さんをはじめ、同人誌印刷を承る企業の大半は中小企業です。通常は繁忙期で売上を出していくわけですが、売り上げ見込みの立つコミックマーケットが中止になってしまったため、このままですと売上が立たず、手元現金がなくなれば倒産だってあり得る状況です(規模の大小に関わりなくです)。それであれば、たとえ少部数であっても企業を応援する意味で、こちらの余力があれば印刷しようではないかと。

では何部刷る? 本書の主旨を考えると、まずメイドカフェに置くべきだと。台湾メイドカフェの存在を知らしめたうえで、読者のモチベーションを上げて行動に繋げていこう。そう考えたときに、直接手渡しできるに不自由しない程度の部数さえあれば良いと。

結局、部数は「30部」としました。基本的には頒布というよりは献本用途なので、あまり多く刷りすぎても。ちなみに印刷費用は、キャンペーンの割引などもあり2万円強。

というわけで、冊子が刷り上がりましたら、行きつけのメイドカフェにはご帰宅したタイミングで献本いたします。

ちなみに、個人あての頒布も承りますが、直接お渡しできる方に限らせていただきます。ご了承ください。ご希望の方はコメントまたは私宛にご連絡ください。頒布価格は1,000円です。

早ければ4/26の週から頒布いたしますので、お待ちください。

【2020/04/07:追記】

(1)頒布物の納品が4/25頃となるため、頒布できるのが4/26以降となりました(本文も修正しました)。

(2)緊急事態宣言が発令されたことに伴い、ご帰宅および献本は早くても5/7(木)以降となる見込みです。なお、発令期間が延長された場合、予定の日にちも後ろ倒しとなります。

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