「すずめの戸締まり展」は電子チケット

　予告通り、行ってきました。
終点のターミナル駅に降り立ったのは、本当に久しぶりでした。
コロナの間はやはり自粛していたのです。

　いやあ、人がいっぱい。どれだけ人がいるんだ。みな何をしに来ているのだ。


　目指す百貨店は案外近かったです。
エレベーターで13階へ。

　ところが13階は、ポケモンのイベントだらけ。
親子連れとか多くの人はそっちに並んでいます。
「戸締まり」はどこだ。

　　やっと見つけました。
予約時間の午後2時前。並んでいる人もいます。
スタッフの人がいて、聞かれたので、スマホを出して「電子チケットです」と見せました。

　スタッフ「これ、違います」
　私「えっ！」

　電子チケットは初めて。
昨日一生懸命スマホを繰って、「私もここまでできてエライ」と思っていたのに。

「スマホにL〇チケのアプリを入れないといけないんです」
「はあ？」

　私が見ていたのは、「予約OK」だけの画面だったのです。

　ドあわてる私。
アプリ？アプリ！アプリってどこ？

　そのスタッフの人が丁寧に教えてくれました。
「グーグルの・・・・そう、それです」

「忙しいのにごめんなさいね」
「いえ、大丈夫です。（スタッフは）ふたりいますから」

　それ用の、つまり私のような人のための説明書シートがあり、
それに従って、何とか進んでいきます。
「あった！」
　やっと入場券の画面を出すことができました。
ホッ。一安心。


そのスタッフの方も「良かったですね」と言ってくれました。

　それで、私の入場はまだ30分近く待たないといけなかったのです。
同じ14時でも、私の「J」は14：30でした。

　いや、そんなことどこにも書いていなかったし。

　でも、良いんです。

　今までの私なら、「それなら、どこかに書いておくべきだ」とか
絶対ひと言、言っていたはずです。

　でも、今日はチケットが出せたし、
何より、この前から「私は善い人になる」と決心したところですから、
25分待つくらいなんてことありません。
「私が仕組みを理解していないのだ」

　そうして列に並びました。

　心配なのは、せっかく出てくれた入場券の画面。
25分間、このままの画面が出ているわけが無い。
消えたらどうしよう。

　案の定、画面が真っ暗に。
ひょえ！
　でも、もう一度立ち上げたら戻りました。

　　そんな感じで、消えたらもう一度出して、というのを繰り返しながら、
持っていた文庫本を読みながら待っていました。

　14：30ようやく入場。
電子チケットは、画面の二つの円を、二本の指で「ピッ！」とスライドさせると
「入場済み」になるのです。

はあ、現代的。
大変でしたが、これからはOKよ！　　
　・・・ホントかね。

笑ってやってください。

肝心の戸締まり展の話は次回に。