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441デカミシン5番糸用幅狭下送りの製作

これまでは0番糸より細い糸は縫えないなこのデカくて乱雑な縫製に向いてるミシン、と思ってたんですが21番革針を付け5番糸で調子合せて縫ってみたら可能性しか感じない。革押さえは持ってるけど441純正形状の下送りは太針推進力重視の大ピッチ仕様なんでそれを精密化しようという目論見です。
既成品としての441用幅狭下送り針板セットが売り出されたのは2022年の終わりごろ、すげえなそれ、でも為替的に落ち着いてからと思ったんです、一年以上経ち1ドル120円から150円に笑

21番針でイケそうなことは確認したので為替でケチらずもう買うべ。ところがオンライン販売の決済できないなんどやっても。

いいよもう、自分で作るから。ゼロからでなく純正形状を改造で。
まずは下送りフィードドッグから。硬いといってもハイス刃バンドソーで切れます。

窓開けして底に盛ってから窓戻す溶接で失敗したのでバンドソーで再度切り離し

ガタガタですね

理由は細かい肉盛りするのに1.6ミリ溶加棒だと無理、ってことで0.6ミリステンワイヤーで試すと〇。溶接用ではないです。

加工の途中でミシンに付けて、穴位置は問題ないか、縫うのに支障がないかテスト〇

手削り仕上げです。小さいダイアモンドヤスリはたぶんダイソー。最初はどちらのヤスリも針穴貫通しないとこから仕上げていきます。そしてベルトサンダー研削で目的の幅に近づけていくと溶接不良の筋が出てきたのでTIGパルス設定でバ・バ・バと溶かしこんで修正します

おしまい。
幅7.9ミリから3.4ミリに加工しました。つぎは幅狭針板の製作です。