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人生いろいろ

 中高生の頃から環境問題などに興味があった私は大学で環境社会学を学びました。ちょうど失われた10年が終わろうとして、私たちの就職活動はそんなに厳しいものではなかったらしいですが、資格なし、地元に就職希望の私にはなかなかうまくいきませんでした。しかし、やっと自分が見つけた地域にはたらきかける仕事は嘱託職員。やりがいはありましたが、いろいろな巡り合わせでなぜか2年で更新打ちきりとなります(そもそも更新期間も謎だった)

そして、再就職活動して10年間歯科医院で助手(受付も補助もレセプトも雑用もするなんでやさん)として勤めました。歯科医院の仕事はそれなりに楽しかったのですが、昼休みが長すぎで1日の拘束時間が長く、全部が単純作業ではないのですが、同じルーティンに飽きてきていました。

結婚・出産を機に何か勉強をしなければならないと思いました(資格がないとお給料が低いままなので)、なるべくスクーリングがない、国家資格であること、通える学校、専門実践訓練給付金(学費の70%がハローワークから支給される)がもらえるところをリサーチしていました。
そして、やっととある学校の社会福祉士という資格と出会いました。

正直、地元に社会福祉士の資格がとれる大学があるのですが、当時の私は「京都へいきたい!」「勉強をあまりしていない子がはいる大学(出身の方ごめんなさい、、、)」というイメージが強すぎて、眼中にありませんでした。

子どもを育てながら社会福祉士と精神保健福祉士とケアマネの資格取得したいとこに相談すると、勉強するなら一年でも早く!!と最後のひとおしを受けて、決心しました。

産後の私の脳はかなりボロボロで、文字が読めず大変でしたが、無事にとることができました。(ふしぎなことに資格取得したとたんに、あちこちからウチにこない?とお声かけを頂きました!)

私はいま、お寺に住んでいますが、お寺というところは宗教儀式だけの場ではなく、江戸以前は役所でもありました。いつか、自分で社会福祉士事務所開いてみたいですが、今の状態だと、、、、大変なことになりそうです(クレームの嵐??)

今おもえば、ずいぶん人生大回りしてしまいましたが、昔の経験がベースにあるからこそ、いろいろわかってきたこともたくさんあります。(たぶん新卒で、いまの業務は無理だ、、、よい意味で図々しいオバチャンパワーが使えるようになりました、笑)

でも、学生時代に経験した社会調査は特に仕事でも私の民俗学的な趣味でもとても役立っています。昔があるから、今の自分がある、全ては繋がっている。そう信じています。

そして、私の社会福祉士の資格取得のタイミングは今だったと信じて、明日もがんばります!

いつか私の持っている社会福祉士、図書館司書、食品衛生責任者の資格を活かして、何かコミュニティを生み出す場所をつくることができたらな、とぼんやりと夢を描いています。

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