見出し画像

Outer Wilds感想こぼれ話1

この記事はOuter Wildsをクリアした筆者がいろいろ思い返しながら言いたくなったことを思いついたままポロポロ書いている記事です。言うまでもなくネタバレなので、未プレイの方はご注意ください。
↑今までのプレイ日記はこちら。



思いついたままに思いを馳せたり思いを馳せたりする。


thanks to their efforts and technology

最後の博物館で『Nomai自身が目にすることは叶わなかったが、彼らの努力と技術のおかげで、一人のHearthianが宇宙の眼に到達することができた。』とあるの、読めば読むほどクるものがあるね…。
『彼らの努力と技術のおかげ』なんだよ、そうなんだよ。ワープコアだって座標だって、Hearthianの宇宙船だってNomai技術あってこそなんだよな。当然プロジェクト自体も。
宇宙の眼への到達はHearthianの当初の目的ではなかったけど…。『Nomaiが探し求めていた場所』という事実だけで、Outer Wilds Venturesの皆様方の好奇心の対象なわけだなー。マジでNomaiたちの好奇心のバトンを受け取った構図になってるのがよくて、で、それをちゃんと解説に残しているのがいいんだよな。
『我らの好奇心は君と共に旅をする。君は先人たちの足跡をたどって歩く。そして君がたどった道は後に続く者たちを導くのだ。』と、まぁみなさん大好きなこの言葉がすべて表しているのだけど。Nomaiにとってはオレたちの技術が、時を越えて、宇宙の目に辿り着いたんだ!!どうだ!!みたか!!みたいなところあるよね。ってそれを実感できるNomaiはすでに居ないというのが切なさの極み。……そういう意味ではSolanumちゃんがそれを担うのかな(プロジェクト全然参加してない子ではあるけど…プロジェクトのことは知っていたのかしら…Nomai達の関係性はある程度わかれど、活動についての情報共有などはどんな感じだったのかしらね)。少なくともプレイヤーにとっては最後にNomaiがいるのは『救い』のようにも思う。……と書いた後にエンディング中のRiebeckパイセンのセリフを思い出しました。

The future is always built on the past, even if we won’t get to see it.
未来は常に過去の上に築かれる。たとえそれをこの目で見ることはできなくても。

はぁーーーー…(声にならない声)


いやー…それにしてもこのあたりの文章の翻訳はバチッとハマっててよかったよ。

Our curiosity goes with you on your journey. You walk in the footsteps of those who came before you, and your path guides those who will follow later.

The Nomai never got to see it for themselves, but thanks to their efforts and technology, a Hearthian was able to reach the Eye of the universe.


お話がしたい

Solanumちゃんと一度会って、「あなたの言葉がわからないのが残念」みたいなことを聞いた後のループで、どうにかこうにか22分を繰り返しながら逆翻訳するツールを作ろう!!みたいにならんかな~ならんかなぁ!?Nomai語を書けるようになりたい!!ゲーム的には最後宇宙の眼の中で(?)お話チックなことはできますけど、そうなると知らん段階において、主人公は「うおおお話したいいいい」みたいにならんのだろうかと。激アツ考古学者か、恋愛漫画の主人公なら双方向コミュニケーションのために東奔西走しまくる未来が見える…見えるぞ…例え世界の終わりが近くても、僕はあなたと話したい…。

「はぁ?お前Nomaiは滅びたんだぞ!」なんてHalに言われながらさ、22分の間でできることを積み重ねて…成果物はできないけど…コツコツ知識を積み重ねて…22分でビャッと話したいことを伝えたりしてさ。

……って文字はわかるけど「音」はわからんのやなーーーーーー…『会話』はできないか。いや、でも徐々に単語が書けるようになって、筆談(?)でもSolanumちゃんと少しコミュニケーションが取れたらいいなぁ。記憶が過去に送れるならずっと学び放題じゃあないか、これって無敵やんけ!!と知識をアップデートして永遠に「強くてニューゲーム」をやり続けるのを考えたら『サイケまたしても』を思い出しました。池でおぼれ死ぬとその日の朝に戻る能力を手にした主人公が敵を倒すために何十回も繰り返し最善ルートを見つけるみたいなエピソードはちょっとブッ飛んでますけど(褒め言葉)。それがおもしろい。そんな漫画です。おすすめ。


座標

先進的ワープコアを手に入れて、船で宇宙の眼の座標を入れるのが本編の流れですけど、あそこで変な座標を入れたりしてもうんともすんとも言わないんでしょうか(試してない)。
あんな3文字(記号的バリエーションはもっとあるけど)で表せる座標であれば、なんか別のを入れたら何かしらヒットしそうなんだよな。それによって星系を超えちゃうくらいの旅行になったりしないのかしら。なったところであれだが…Escallの神隠しが長きにわたり伝わってるNomai居住星系に飛べたりするとかか。Escallが飛んできたほどのワープコアは先進的ワープコアより強いのかな(強いとは)

超新星爆発とビックバン

星系脱出エンド(コアを取った後宇宙の彼方へ逃げる)だと「燃料が途切れるまで宇宙を漂うのだ…」みたいになるけど、その場合はビッグバン起きないのかしら。いずれは起きるんだろうけど…。
正規エンドでは宇宙の眼に突入して、宇宙の終わりと始まりを観察するようになるのだと思うけど、…ん、そう考えるとあれ手動?

超新星爆発とビッグバンって別物ですよね……?星系レベルでぶっ飛ばす終焉も終わりに近づいていたとは思っていたけど、あのタイミングがもう近かったということ…?と考えていたらわからなくなってしまったので、わからなくなったことごとココに置いておきます。こういった間違ってるかもしれない思考のとっちらかりが醍醐味でしょ。

いろいろ見たよ報告

こちらで紹介されていたおすすめ実況の配信アーカイブを見たよ!

タケさんラムさんのOuter Wilds、二人で考えている上に定期的にログ確認しながらやっていて、「はぁーこの段階でそんな思考にたどり着けるんだ!」となること多数。一つの惑星をコツコツ探索されているのも印象的で、ブラックホールの鍛冶場へ行く方法…というか、「ズームして見てみたら、張り付けそうな足場があるし、木も逆から生えてる」なんてヒントを見つけるあたり観察力すげええーーーとなってました。

…と、場所によっては自分よりスムーズだったり突飛な閃きがあったり、場所によっては自分がスルっと解けたところに苦戦していたり、こういったことにニヤニヤするのが他の人のプレイを見る楽しみなのか…と納得。ヒントを得る順番が違うと全然違うな~~おもしろかった。途中からゲームしてない間の考察をうんうんしてLINEで連絡しあってるの最高でしょ。

ヨンシィさんのは全部見たわけじゃないんだけど、おすすめされていた各種シーン(以下)

ヨンシィさんのゲームプレイは、申し訳ないのだがあまり「上手い」というわけではない。だが、その分「こんなの見たことない!」という光景が大量に見られるのだ。
例えば、木の炉辺から探査艇に置いて行かれる。(#1/1:55:00)
https://youtu.be/nbc9cn0ynew?t=6901
脆い空洞に降ってくる隕石に衝突する。(#1/2:02:45)
https://youtu.be/nbc9cn0ynew?t=7363
そして(#2/1:39:37)のシーンなど、一体どうしてこういう事態になったのかさっぱりわからない。
https://youtu.be/CAIvXl4-txU?t=5977

と、後半の好きなところ(わかりますよね…?)をまずはピックして視聴しました。探査艇に置いていかれるシーン何度も見ちゃうくらい好き。あと最後は私もやらかしたので最高です。木に刺さってぐるぐるまわっちゃうのやるよね…。

ヨンシィさん終盤熱かったなー。コアを返品するのめっちゃよかった。最後の最後のお使いを猫に阻まれたり、コクピット破損しながらバチっとキメるところとか激アツでしたね。クライマックスはしみじみ…。Nomaiタワーを見た時の感想が私と同じだったので安心しました。よく考えたらエモいんだけどパニック状態であそこに出くわしたらああなるよね…。
時間あるときにアーカイブをゆるゆる視聴しようと思う。

おわかりかとは思いますが、原文だとセリフはどうなっていたのか?など気になるのでwikiをチェックし始めました。英語の勉強にももってこいだぜ!!

頂いたサポートはありがたく自分の心の栄養のためにつかいます!