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Outer Wilds感想こぼれ話2

この記事はOuter Wildsをクリアした筆者がいろいろ思い返しながら言いたくなったことを思いついたままポロポロ書いている記事です。言うまでもなくネタバレなので、未プレイの方はご注意ください。



記憶の転送とは何か

灰の双子星プロジェクトで送られる記憶には「感情」という情報も含まれるのかどうか、ということをお嫁さんが発案。

というのも、京極夏彦氏の京極堂シリーズに出てくる榎木津さんは「他人の記憶が見える」わけだが、"得られる情報は視覚に限られており、音や匂いや時系列の関係性、思考や思い入れなどは一切把握出来ない"Wikipediaより引用)

主人公死亡時の演出で、仮面と共に様々なシーンが走馬灯のように流し込まれていくが、そこに感情まで含まれているのか?ということだ。もし視覚情報のみなのであれば、「見たことがある」史跡情報に対して毎回「うっこんなことが…悲しい…」となって辛いよね~~~と話していた。

が、Gabbroパイセンとの「会話の記憶」も航行記録に残っているし、Gabbroパイセンとループの事実について会話する時の感じも「知っている」感じであり、もうひとりの自分と会うエンドのときもループに関するあれやこれやを知っているから感情(というか知識)についても引き継がれる形なんだろうなと思うなどした。

いや、航行記録に刻まれているのはあくまで「こんな会話をした」という「事実」だけなのだとしたら、あるいは?それについての解釈を0から積み上げることになる?ならんか。大変すぎるか。

いやー…。「経験した」という形で記憶がそのまま継がれていると考えるのが一番スムーズかもしれないなぁ。

selfエンド

プロジェクトのコアで発生するブラックホールに突っ込むと、体ごと過去に送らた主人公がそこに居るわけですけど、この主人公は「記憶を転送」だとかそんなレベルじゃなく、そのまま転送されているわけですよね。

そう考えると体感22分以上生き延びていて長生きだな~って話をしました。22分長生きしてるセンパイと同じ時間を生きる矛盾。

ここで次はブラックホールに飛び込まないと時空崩壊になりますよね。二人分の記憶を転送しようとして「おかしくね!!?」ってなるという理解でいいのかな。22分長生き主人公と会うだけでは時空が崩壊しないの、ちょっとよくわかってないので詳しく教えてほしい…。高エネルギー研究所でリトルスカウト増やしたらすぐ崩壊するのとどう違うのか…。

22分長生き主人公も一緒にブラックホールに入ったらどうなるんだ。腕組んでないでさー。


他者のプレイ記録を見届ける

私が終盤に差し掛かったくらいのタイミングでプレイ日記をつけ始めていた由井河さんが<s>ゾンビになった</s>無事にクリアをされていました。おめでとうございます。

宇宙の眼に辿り着いてからの感情がまさに「わかる~」でした。最終盤に来て「理解できない」ことが怒涛の畳み掛けをぶちかましてくるんだけど、何故かその「理解出来なさ」にワクワクしてしまうというか。謎の高揚感があった。

こっから先は凄すぎて何が何だかぜんぜんわからんかった……!やるべきことはわかっているけど、何が起きてるかは全くわからん。ただ凄いとしか。

私の場合、何が起こるのかわからんけどおもろい:なにこれこわい が7:3くらいでした。理解できないけど「なんかすげーもんを見せられているのだけはわかる」みたいな。いきなり博物館に降り立って冷静に考察できる人を見てみたいわ。

Nomai文字(スクロールウォール?)の仕組み

ゲーム上の演出かなにか知らんけど、一つの文章を読むと次の文章が生えてくる(生えてくる?)のはどういう仕組なんじゃろ。何かをトリガーとして生えているのか、一つ読むことによって次の文章が”認識できる”ようになっているのか。誰が見ても最初に光っているのは一つだけなのか。主人公が全部読み終えた後の壁を他者が見たら全部光っているのだろうか。

翻訳機が照らしている説を一瞬考えたけど最初の文章は翻訳機使う前から光ってるしそういうことではないな(一瞬で終了)

どうでもいいけど「拾うスクロール」「手がいっぱいスクロール」みたいな翻訳可愛くて好き。いちいち笑う。

空洞のランタンに着陸できたよ

着陸できました!やったー。足場が一部残っているような形なのかな。当時はもっと安定した足場だったのかしら。あのNomaiシャトルでこんな活火山の中にすっ飛んできてたの?ここもワープ地点があったの?いやなさそう。でもここで実験してたんだっけ。ワープさせてたんかなぁ。脆い空洞を拠点にしながらやってたのだろうか。

あんな活火山エリアでン十万年それなりに形を残しているのが恐ろしいですね。脆い空洞も当時からブラックホールがえらいやっちゃしてたんだと思うのだけど、主人公の時系列になっていきなりボロボロになってきたのかしら。なんかそのへんが謎ですね。Nomaiが記録を残していた頃のと同様の景色を見ているように見えちゃうよね。幽霊物質が生物的なものを滅ぼしていたとしても、太陽の力だったり、それこそ活火山の力だったり、ブラックホールとの関係性の中で十万年くらいの時を経ることによる変化がどんなもんなのか…。

バッヂとか欲しい

こういうの欲しいですね。Solanumちゃんが作ってくれる「わたし」「あなた」のパネルもグッズ映えしそう。バッヂだったり、アイシングクッキーとか向いてそう。チョコでもいいよね。マシマロに模様をつけてくれてもいいのではないでしょうか。誰に言ってるんだ。

Hearthianどれくらいの歴史があるんだろ

炉辺に住んでる方々めちゃくちゃ少ないけど、ゲーム的に限られた描写とかなのだとは思いつつ、この方々の歴史はどれくらいあるんだろうなと思うなどした。「Hearthian」となってからの歴史。文明を持つようになり、宇宙を目指すほどになり…までめちゃくちゃ時が経っていると思うんだけど。寿命もどれくらいなんだろうなー。文化系の話は妄想の余地が残されまくりですわね。

木の炉辺の別エリアってみんな開拓してなかったのかな。イバラの種が落ちてたエリアに人がいたように、鉱山跡も探索されていておかしくないような気がする。あんなん完全に見つけてたら探索待ったなしだよね。翻訳機抱えて宇宙行く前にあそこを調べて「灰の双子星プロジェクトとは!?」みたいなのを気にしていてもおかしくないと思うんだよな…。

っていうか木の炉辺で全然会話してなかったわ

チュートリアルササッとやったおかげで、数少ない「対話できる」方々と全然会話していなかったことを思い出す。おかげでかくれんぼコンビの一人がすごい小声で「気をつけて」みたいなことを言ってくれてキュンとする体験ができました。今更。



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