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似合うめがねをbosyuで考えてもらった話

在宅勤務の頻度が増え、めがね着用時間が長くなった。私は視力が低く、普段はコンタクトをしている。めがねは「コンタクトをしていない時」のサブ…つまり、「家用」だ。家から出なくなったら、めがねばかりになった。

あくまでサブとして使っていためがねが、生活の中心になった。これを機にめがねについてもう少し考えてみるか?と思い立つ。そもそも、自分に合うめがねを選べていたのかがよくわからなかった。

現在のめがね。ゾフスマート

今のめがねがこれだ。5年ほど前に買ったZoffの商品。半分だけフレームがあるタイプ。ハーフリムというのかな。当時いろいろと試したが、フレームが強いとちょっと印象が変わりすぎるな…?と思いこのタイプを選んだ。ゴテゴテよりシンプルな形が気に入っていた。

bosyuを出した

めがねに関してじっくり考えたこともなかったし、そもそも「自分に似合うめがね」ってなんだろう、という客観的な意見がほしくてbosyuを出した。

すると、3名の方から応募を頂いた。私の写真と今のめがねをお見せし、どういっためがねが良いのかを一緒に考えてもらう。

結論から言えば、全員同じような意見だった。

・今の細身のめがねより、もうちょっと縦幅があるといい。
・ハーフリムよりフルリムのほうがいいかも。
・フルリムではありつつ、フレームは細身がいいかも
・タイプで言えばウェリントンがいいぞ。

ウェリントン満場一致。本当にみんなウェリントンと言っていた。私はここで初めて触れた単語だったのに、短期間で3人から同じこと言われて笑った。そんなにわかりやすいのか。

2人はメッセージでやり取りをしつつ、上記のようなコメントと共に参考商品を紹介してくれた。フレーム細めウェリントン。私の写真や職業、どんなイメージがいいか?をヒアリングして提案いただいて嬉しかった。選んだ理由も含めてとても参考になった。

めがね屋店員さんによるメガネの選び方レクチャー

もうひとりは、web通話しながら選び方も教えてくれた。現役めがね屋店員のいちかさんは、実際にめがね選びのbosyuを出されてもいる。

「めがねの選び方」のハウツーをざっと調べると、顔の形によって変わるよね!ということになる。詳しくはこのサイトに掲載されているが、自分がどれなのかはあまりピンと来ていなかった。そう言われましても、みたいなところがある。


いちかさんの解説によれば、眉から顎までの長さと、顔の幅の比率がどうなのかによってタイプがわかれる。私は眉から顎までのほうが長めの、面長タイプだ。

「面長タイプのでごさんが、縦幅細め&ハーフリムのめがねをかけていると、より面長が強調され、シュッとしたイメージになります。

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絵に表してみるとこんな具合だろうか。シュッとした要素が抜け落ちてしまったが、めがねによる顔の印象に与える影響がわかる。わか…る…。

とにかく、私が無意識に選んでいためがねは、より面長感を際立たせる方向に作用していたらしい。クールインテリ風になってしまっていた。フムフム話を聞く親しみやすさを出したいと思っていたのに、真逆ではないか。

だいたい眉から顎までの長さの1/3程度の縦幅のフレームを選ぶと良いらしい。それより短いとシュッとするし、長すぎると…なんかこう…やぼったくなる。求める印象によってそのあたりを際立たせるのもひとつだろう。

なんにせよ、顔のバランスに合わせためがねを選ぶと良い!ということだ。これを聞くだけで、めがね選びがいきなり楽しくなった。今まで何気なく試着して「めがねのデザイン」ばかり見ていたが、自分の顔との相性を意識するだけで気分が変わりそうだ。

また、大事なポイントのひとつに、「レンズの中央に目がきているか」もある。瞳が中央寄りに来ていないと、それだけで全体のバランスが崩れてしまう。形だけでなく、サイズ感も重要だ。

めがねは使い分けると尚良い

今は在宅勤務用でめがねを検討しているが、普通に視力矯正で1.0やそれ以上を選んでしまうと、PCと向き合う時間で目が疲れやすくなってしまう。在宅勤務用とするならば、少し弱めに設定してもいいかも、と提案してくれた。

外出や運転する時用のめがねと使い分ける。確かに、PC作業用のめがねと、外出用のめがねでは度数を変えたほうが目には良さそうだ。仕事用とオフ用でめがねの雰囲気を変えても良い。

めがねをどこで買うのか

ブランドとかなんやかんやこだわらなければ、メンテナンスがしやすい、なにかあったときに頼りやすい、普段の生活圏にあるめがね屋がいい。それがZoffなのかJinsなのかOWNDAYSなのか。このあたりなら価格も控えめで、同じ会社なら他店舗でもメンテ対応可…などなど安心でもある。

この3社の違いは薄型レンズやブルーライトレンズ変更にかかる費用だったり…そのあたりだ。そして私はOWNDAYSに縁のない人生だったことを思い返していた。行動範囲に店舗がないな…。

Jinsに行ってみた

まずは自宅から一番近くに店舗のあるJinsに行ってみた。

店内のウェリントンをいろいろ試着してみたが、同じウェリントンでも「合わないこともない…けど…」という感じだった。「でごさんは垂れ気味のフレームが良いと思う」というアドバイスに合致した唯一の商品が、老眼鏡だった。これが一番似合った。

レンズが選択できないタイプの老眼鏡!Jinsの神よ、なぜこのフレームでレンズ交換式にしてくれなかったのか。「これに近いやつ」で探してもらったが、ちょっと違うと印象がぜんぜん変わる。めがねむずかしい。

フレームの材質でも印象が変わってくる。セルフレーム(プラスチック)かメタルフレームかでも違うし、同じメタルフレームでも、光沢があるものより、マットな加工をしてあるほうが向いていることがわかった。

フレーム自体も、薄めで主張しすぎないほうが好みだ。っていうか大体アドバイスが本当にドンピシャだ。

ボストン(まるめのタイプ)も一部おすすめされていたが、カジュアルー!!って感じだった。この手のめがねを愛用している友人の顔が、試着するたびチラついた。
今回のbosyuでボストンも似合う判定をもらっていたので、ちょっと印象を変えたいときには挑戦してみようと思う。着物と合わせてみると、またいい印象になるんだろうな。これもbosyuでのアドバイスの中にあった。

着物に合わせる想定でのめがねというのも、また楽しそうだ。着物に合わせるめがねとしては、サーモントメガネも激推されており、試着したらその意味がよくわかった。これは確かに着物と合わせてみたくなる。

Zoffに行ってみた

翌週、気を取り直してZoffに行く。いろいろ試したがどうにもしっくりこない。Jinsで断念した商品がドンピシャすぎて、「悪くない」はあっても「これだー!!」に出会えない。

そもそもZoffは垂れ系のウェリントンが少なかった。店員さんに聞いたら「当店はフラットか釣り上がるタイプが多いですね…」とのこと。

途方にくれていた中で、しっくりくるめがねに出会った。

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2種類のブルーライトカット率から選べる
度なしのブルーライト対策メガネ
お求めやすい価格で、選べる2種類のブルーライトカット率のPCメガネが登場!
今年はトレンドのメタルフレームも新たにラインアップ。
機能性とデザイン、どちらにもご満足いただけるPCメガネです。

これもレンズが決まっとる商品やないか!!!!!

そのまま買って帰れます商品だ。度が入っておらず、コンタクトの上からかけてブルーライトカットできるタイプ。ここにしっくりくるウェリントンの形があった。

恐る恐る店員さんに尋ねてみる。

「これ、度付きのレンズに変えられますか?」
「できますよ」

できました。できるんかい。

レンズ交換を前提にしたフレームではないため、サイズ調整など自由が効かない部分もあるが、ぱっとつけた感じ問題なさそうだった。
ザ・黒以外の色がいいかも?と提案を受けてはいたのだが、この商品は黒かブラウンしかなく、ブラウンがなぜか柄の強すぎるデザインだったため、黒に決めた。

今回のめがね選びの収穫は、カーキとかブラウン系も案外似合うな、ということだ。カジュアルな外出用めがねも欲しくなったら、そっち方面で攻めてもいいなぁ。

めがねビフォーアフター

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左が今回の。右が以前のものだ。だいぶ細さが違うのが分かる。

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装着するとこうなる。真顔。

撮影角度が異なるのと、真顔すぎるのと、Olliでイラスト風にしたおかげで単純な比較ができないが、たしかに右に比べて左のほうが柔らかい雰囲気になる。右はシュッとするし面長感があり、左はバランスが良い気がする。

真顔だから柔らかい成分が薄いけど、だいぶ柔らかい印象になっている。なっているんですってば。お嫁さんからの評価も上々です。やったぜ。

新しいめがねで自分の印象が変わる、楽しい経験をすることができました。今回のbosyuでご回答いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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