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Outer Wilds プレイ日記⑱マシュマロスティックを引き上げて!

本記事はOuter Wildsのプレイ日記です。
終盤も終盤なので、未プレイの方は読まない方がいいです。間違ってたどり着いてしまったなら、ここで引き返しましょう。プレイした人が口を酸っぱく「やるなら前知識なしでやるほうが良い」と言っていたことの意味がわかる。やる前に何かを知れば知るほど、このゲームで得る楽しみが相対的に減っていく。


寝床でぐるぐると考える。無理ゲータイムアタックをなんとかしなければならないのか?

<なんとかしなければならない=時間は無い>
あの距離をどうにかする方法がある?
アンコウにビビらずにもっと突っ込んでいけたりする?
あるいはいっそワープできるような何かがある?
<なんとかしなくてもいい=そんなタイムアタック感はない>
「戻りワープが発動するのが遅い」のは何か原因がある


どちらかかな。そう思いながら、パイセンとSolanumちゃんに会いに行く。特にこれといって新しい情報はなかった。ただ…ただ、彗星の話をしたとき、「俺たちの先祖が陸上に出ていない水生でよかった」と発言しているのを見て、あー、やっぱり星系全体へのやべえやつだったんだなぁ…と改めて思うなどした。

ここからはトライアンドエラー。

仮説:リトルスカウトごとコアにワープした後、戻りワープの所にほったらかしにしていたのがいけなかった。

灰の双子星の塔のワープ地点にリトルスカウトをくっつける、砂柱が来る、ワープに飛び込む、リトルスカウトを回収する。戻りワープから離れる……あ、すぐ復活した!!なんやねん昨夜の悩み!!!!

これで時間たっぷりで闇のイバラに向かうことができる。けど宇宙に飛び出したらやばいBGMが聞こえるんだけど。ええええー。でも太陽はまだ小さい。大丈夫。きっとそういう演出のBGMだ。

あんなに慣れていたフライトなのに、闇のイバラに自動操縦で向かって、「太陽大丈夫よね…?」と地図を開いていたら、その間にイバラに宇宙船が直撃してしまった。宇宙船破損!!バイタル低下!!

いけるぞ!!となったときに限ってトラブルを起こしてしまう現象はなんなんだ!!きっと他のプレイヤーの皆さんも悩まされたに違いない。そうだと言ってくれ。


左上のアイコンだともう瀕死状態まっかっか。そんな状況でも、一縷の望みをかけて船へと向かう。生身でイバラに突入するのはもう慣れっこよ!この状態で船まで行けたら激熱展開やんけ。

どうにか船までたどり着く。アンコウを抜ける時はつい無言になってしまう。この配置は本当に悪意がある…。

ワープコアを取り換える。いきなり重力が発生する。あ、あかん、無重力フワフワになれていたので、困惑する。瀕死だから重力転換の衝突怖すぎた。座標を入力する。……しーん。何もない。あれ?柱の後方にある穴に球を入れる?違う。

あれ?(超新星爆発)


気を取り直す。瀕死だったから思考が回らなかったけど、「座標を入力した後、そこにある球体を操作したらスイッチオンになるんじゃない?」というお嫁さんの気づきを試す。ワープコアを取り換える前(数回前の記事のとき)にいろいろ試して、「駄目だった」と思い込んでいたのがここでも足を引っ張っている。

今度は無傷で船まで到着する。ワープコアを取り換え、座標を入れ、スイッチをオンにするように球体を操作する。


景色が変わる。どうにも船がきれいになった気がする。地下に行っても…そこにあるのは変わってない。あれ。じゃあどうしたらいいの。ここで、柱の後方にある溝に球体を嵌めてみる。空間のゆがみが生まれる。そこに身を投じる……。


宇宙の眼

ここが宇宙の眼なのだろうか。量子の月で「第6の場所」についたときに似ている。Solanumちゃんが、量子の月が反射していると言っていた。あそこは「量子の月が宇宙の眼を反射(再現?)していた場所」だったとすれば、似た風景のここが、……宇宙の眼そのものなのだろうか。

道(?)を進む。しばらく歩いていると、空中に吸い込まれるような場所がある。ここに行くしかないのだろう。ええい、ままよ。


???

博物館についた。なんで?(素直な感想)
正直このあたり緊張と興奮が絡まって冷静な観測ができてません。ずっと「なんで?」って思ってました。

目の前には博物館で見たことがある写真。そして、Nomaiの像。説明書きが変わっている…。「一人のHearthianが宇宙の眼にたどり着いた」とある。あれ、事後の話?


中の展示も所々変わっている。アンコウの標本は沈んでいる。説明書きに笑った。「やがて訪れる宇宙の死によって滅びる全生命体の中で、アンコウは最も惜しまれることのない存在である。」辛辣。

いくつか説明書きがなくなっているし、入れないところもある。超新星爆発の説明も変わっている。もう超新星爆発を起こしたの…?

Nomaiについても書き換わっている。「幽霊物質は何の前触れもなく星系全体に満ちたのだ。」

うーん…。ここはいったい…?上にあがる。前は星系を観測できるような装置があったところ。なんだか超新星爆発を起こしているように見える…。「観察する」というマークが出る。押してみる。


今いる場所からスーーーーーン!!!!!って遠ざかるような演出。宇宙逆バンジー。ちょっと待って。今見ていた光から離れ、宇宙に放り出されたような、えっ、いっぱい星が見え…星じゃない、銀河?星系?(パニック)


まわりにある光が青白くなって消えていく。超新星爆発だ。いろんな銀河が消えていく(この辺の表現合ってるか全然わからん)

…ふと、森の中のようなところにたどり着く。ふわふわ漂う光はどんどん消えていく。なんなんだ。

すべての光が消えた。森の中をさまよう。リトルスカウトとの接続も切れてしまった。


「近くに未確認信号」

え。シグナルスコープを向ける。Outer Wilds Venturesからの発信だ。なんで?1回目の記事からずっとなんでなんで言うてるな。ここにきても「なんで?」ばかりだ。


発信源に近づく。木がある。??目をそらすと薪になった。焚火をする。マシュマロも焼ける…。焦がして食べる。

気づくとリクライニングチェアが…。あ、これ量子ゆらぎか。改めてみると、アトルロックにいるEskerがいた。なんで。「音楽が聞こえる?」と言ってる。俺もハテナを浮かべたい。

新しい信号をキャッチする。建物の中からバンジョーが見える。建物に入れない。うーんうーん。うろうろ。……あ、建物の壁が消えている…。文字で書くとサッパリだな。そうだ、量子ゆらぎの影響…。楽器を「集める」。焚火の所にRiebeckパイセンがいる。


楽器を集める!なんだ、なんだ、楽しい展開か!!見つけられる信号が増える。こっちはFeldsparパイセンだな!と向かったらアンコウが現れた時みなさんどうなりました??(私は身動きがとれなくなりました)

Gabbroパイセンの詩に導かれながら、楽器を集める。

Chertの楽器は戸惑った。天体望遠鏡が置いてあって、信号を発する何かがあって。信号に近づいたら世界をぐるっと回っていて。望遠鏡…。…シグナルスコープを構えて、ズームすると楽器を集められた。

あと一つ音が聞こえる。知らない音だ。でも、「もしかして?」と思う。向かうと、(骨になった)Nomaiが空を見上げている。中央の台座を囲むようにみんなが手を挙げている(ように見える)。フェスか?フェスなのか?

星を見上げているのか。中心に立って自分も見上げる。シグナルスコープも上空から信号を受信している。飛んでみる。戻ってくると、Nomaiが一人、中心に立っていた。

やっぱりフェスなのか?オンステージなのか?

目線を切ると、NomaiがNomaiを持ち上げるNomaiタワーができていた。ごめん、最初わからなすぎて笑ってしまった。人間は理解できない事象に出会うと笑ってしまう生き物なんだよ。

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お嫁さん「宇宙を見上げていたNomaiが、どうにかして高みを目指そうとしている。近づこうとしているんだなぁって思って感慨深くなっていたのに、でごは爆笑してた」

ごめんて。ごめんて。感情と理解力が天元突破していたんだって。Nomaiタワーはやがて、シャトルになる。今思うと相当エモい演出だね…。これがエモいってやつか…。

シャトルに乗り込む。信号の先へと飛ぶ。そこにはNomaiの仮面があった。集めて焚火に戻ると、Solanumちゃんがいる。しかも話せる。

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ぼくもうれしい!!!!

これで全員揃ったようだ。演奏を始めよう。

一人一人演奏を始める。


やだ、この気持ちはなに…。今まで単独で聞いていたメロディが揃い、そしてSolanumちゃんのピアノも混じり、とても心地が良いメロディになる。同時に焚火からもくもくしたものがガスの球体みたいなのを生み出しているんだけど…FF9のオズマみたいだ…。

Riebeck「過去は過去だ、でも、それは…ほら、それでいいんだ!完全に消え去ることはないんだ。未来は常に過去の上に築かれる。たとえそれをこの目で見ることはできなくても。それでも、何か新しいことを始める時だな、今は。」

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うわーーードキドキすることを言う。

Solanumちゃん「あらゆる可能性が存在しているうちに、この瞬間にしばらくとどまるのは魅力的よね。でも観察者が可能性を潰さない限り、可能性はそれ以上のものにはならないわ。」

ここのセリフ、なんかめちゃくちゃキてしまった。可能性自体は無限にあるんだけど、そのままでいても可能性以上にはなれない。


正直何が起きるのかわかっていない。ただ、…そうだな。旅の終わりなんだろうな。

球体に突っ込んでみる。ふとした静寂、のちに今立っていた場所からスーーーーーンと遠ざかる演出。そして、爆ぜるように白くなる画面。



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( д) ゚ ゚


(スタッフロール)



14.3billion years larter.

( д) ゚ ゚

じゅうよんてんさんじゅうおくねんご……。


そこには新たな星系と、……マシュマロ食う人たちが。

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(私でご、スクショのタイミングが早かった男)


なるほどね(イマイチ把握しきれていない顔)

なんていうか最後の最後、捜査中の精神状態がアワアワしてたおかげでこんな感じでした。執筆している今は、情報を整理したり、他の方の話をちょっと読んで把握して「ああーーーーーー!!!」となってます。そうなる前の感情をちゃんと書いとこうと思い、情報を集めきる前に記事を書いてます。なんかハイになりすぎて落ち着いて考えりゃいいのに慌てちゃったなぁ。

それでも、最後のキャンプファイアとか、よくわからないなりに感情が揺さぶられましたね。いろんな意味で予想だにしない終わり方だった。超新星爆発を止めるとか、なんか過去のNomaiを救うとか、そういう一発逆転ホームランじゃあなかった。

はぁー…終わった。終わったみたいだ。始まったんだとも思う。

起きたことをそのまま書きなぐったプレイ日記はこれで終わりです。次回は振り返りつつ、感想なりなんなりを書いていこうと思います。もう少しだけ続きます。

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