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AppleWatchで緊急事態を想定した準備をしておく(デジダン流)

AppleWatchには緊急通報サービスや転倒を検出してSOSを発信する機能がもともとあるが今回はその話ではない。

私の人生を振り返るといろんな緊急事態を経験したなと思う。
輩に絡まれたり、遭難したり、、、
そんな時、あれを準備しておけば良かった。というのがAppleWatchがあれば実現できたなってのがいくつかあるので紹介したいと思う。

録音したい状況

長く生きてると、輩に絡まれたり、上司のセクハラやパワハラ発言など後々裁判沙汰になりそうな経験をすることがたまにあります。
弁護士に相談する時、裁判する時、証拠がないと期待する結果に行き着くのは難しい。こういう時、『あいつの発言、証拠として録音しておけば良かった』と後から思うことがあるのだけど、遭遇した瞬間はとっさに準備できないものです。
またここまで極端じゃなくても大事な約束事とか契約事項、重要な伝言を預かる時、それから貴重なノウハウの話を聞かせてもらっているとき等、録音したい場面はあります。
こういう時も、その場面に居合わせた瞬間にスマホなどを取り出して録音し始めるというのはちょっと気まずくてしづらい。
でもApplewatchで少し工夫すると相手に気付かれずに録音の開始が可能だ。

それから、今後は以下のような緊急事態も想定できる。

瓦礫に埋まる

30年以内に高確率で発生すると言われている大震災、また決して対岸の火事ではなくなってきた戦争。
瓦礫に埋まって身動きがとれなくなったり、体調を崩して意識が飛びそうになっているとき、スマホを取り出して認証を解除して作業することが確実にできるだろうか。スマホが手の届かないところにあったり、ポケットに手を回せないなんて状況も想定できる。そんな状況においてはApplewatchの方が確実に手元にあり操作できる可能性が広がると思われる。

大それたではあるが、少なくとも事が起きてからでは後悔しかできないので簡単な準備ぐらいはしておいて損はない。

AppleWatchの文字盤

Applewatchユーザーにはご存知の通り、文字盤は複数設定できる。
私は試したことないが36個まで追加できるらしい。
そこで、文字盤の一つに写真の左の文字盤、「インフォグラフモジューラー」を追加する。すぐにこの文字盤を呼び出せるよう、通常使っている文字盤のすぐ隣に設定しておくのがいい。そして①にボイスメモを配置する。

すると左にスライドして①を押すと出てくる録音ボタンを押せば録音が開始される。操作時間は1、2秒程度。相手からは時間を確認したぐらいの間にしか感じないだろう。
そして④にはカメラのリモコンを配置した。
これはiPhoneのカメラを遠隔操作するボタンなので咄嗟には少々使い勝手が悪いが、予め動画があがるようにセットしておけば緊急の遠隔動画撮影が可能となる。車の車内からフロントガラス側を撮影できる位置に設置しておき、煽り運転の輩等ともしもめることがあったらカメラの映る範囲内でやりあうよう誘導し動画撮影を開始して暴力の現場を押さえるなんてことができるかもしれない。

②には電話を配置。体調を崩して動けない時、瓦礫に埋まって身動きできない時、緊急SOS通報よりも家族や最も近しい人に連絡入れたいと思うのではないだろうか?「よく使う項目」の一番上に通信したい相手の番号をセットしておけば2タップで電話がかかる。
そして③にミュージック。
なんでミュージック?って緊急事態に音楽を聴いて落ち着こうってことではない。iPhoneのミュージックには自分のmp3をセットできるので「私はここだ~助けてくれ~」という言葉を録音し仕込んでおく。それを流すのだ。
AppleWatchのcrownを回せば音量も調整できるのでぐるっと回して最大にしておけば、iPhoneがずっと最大音量で助けを呼んでくれる。
瓦礫の中で体力も残っておらず声が出ない時、自分を見つけてもらって助かる可能性が随分と増すだろう。

そして極めつけはApplewatchのAssistiveTouchだ。
この機能はなんとAppleWatchに触れることなくピンチ、クレンチといった指を動かす動作だけで操作ができる。
AppleWatchを触れることもできなさそうな時、例えば机の下に左手を隠しながら左手の指の操作で録音が開始できる。
瓦礫に埋まって右手が動かせない時、左手だけで電話、緊急音声の再生が可能なのだ。

これらの準備の手間はほとんどない。
文字盤を今のより一つ追加して各機能を設置しておくだけだ。
想定外の緊急事態に備えて準備してみてはどうだろうか?

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