大学教員公募 コネづくりに思うこと

大学教員公募には「コネ」が必要で、いろんな研究会など人脈を耕しましょう!などと言われます。確かに「コネ」は必要かも知れませんが、それを目的にしてしまうと本末転倒のような気がします。

教員公募の情報は基本的にはJREC-INで見れますし、メーリングリストでも回ってきます。

どんなに実力のある先生でも「学内人事」というものがあり、簡単に「あなたに来て欲しい」というわけにはいかないと思います。実際に、そうしたことはあるにしても、それ相応の苦労というのがあるわけで、やはり「推薦できる人物」でなければなりません。

社会人の場合は、やはり実績が大事で研究業績に加えて、その分野での評価が絶対になると思います。

実際に全く知らない大学から「あなたに来て欲しい」と言われることもありましたが、それが生涯安泰な有名大学なら良いですが、そうした大学であればあるほど、審査は厳しいのが実態だと思います。

もし、「コネねらい」の人がいるなら、その淡い期待は持たない方が良いと言うのが私の考えです。

大事なのは世間で認められることです。そのためには研究と実績を重ねるしかないのが現実に思います。

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