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二人目不妊 第二章

あの日の妊娠は1ヶ月と少しで終わってしまいました

 ご無沙汰のnoteです。2023年6月ごろようやっと病院で妊娠の陽性結果が出ました。すでにつわりも始まり、ゲロゲロだったんで、上の子のお世話が不安になり、早めに義実家にもご連絡を入れました。
とても喜んでくれていました。

そして、8週目でしょうか、胎嚢の確認か、もう心拍確認までできるかなと、ワクワクと病院に行きました。
上の子がいると次の病院の予約が取りづらい。この先、どうしようかなと頭を抱えていました。
血液をとられ、エコーも終わり、結果を聞こうと診察室に呼ばれましたが、先生は、ん〜〜〜〜???という顔をしていました。

「胎嚢が見えません」
「妊娠すると出てるはずのホルモン値も妊娠前まで下がっています」

私の二回目の妊娠は1ヶ月と少しで終わってしまいました。
週数的には、化学的流産ってやつですかね。
出血もその後したんだか、もはや記憶がありません。
体が完全につわり状態だったので、てっきり妊娠が続くモンだと。


もう二人目は自然に任せよう

残念だな、という気持ちと、またあの病院通いをやるのか、上の子のお世話もあるのに・・・疲れたな・・・もう二人目の治療はやめよう。
すんなりと心が決まりました。自分なりに数ヶ月頑張って取り組んだつもりだったので、これでダメならご縁がなかったんだなと妙に納得しました。

夫のリアクションはどうだったかな・・・多分めちゃくちゃ気を使ってくれていたのだと思いますが、そっかー残念だったねみたいな感じだっと思います。次、頑張ろう!とも言わなかったし。
その後、自然と「もうこれ以上は体にも、金銭的にも、時間的にも、負担かかるから治療は辞めて、自然に任せよう。出来たらラッキー。出来なくてももう1人可愛いのがいるんだから」という会話をしました。
夫婦で方向性が一致して、なんだか安堵したことを覚えています。
でも、第一子ですら、1年半以上、頑張ったけど自然妊娠はしなかったんです。だから不妊治療に踏み切った。こりゃ、二人目はないなと思いました。
正直、治療は粘ろうと思えば粘れたとは思います。でも、すでに第一子がいる状況で、これ以上、生活に余裕がなくなるのはよろしくないなと思いました。
これが一人目の不妊治療だったら、絶対、こうはならなかったと思います。
二人目の治療の終わりってあっけないなと思いました。
妊娠が終わって、すぐがっつり生理が来ました。
そこで本当に終わったんだな、と思いました。


とりあえず仕事しよう、酒飲もう

あっという間に夏が過ぎて、冬が来て、私の年齢は35歳となりました。
まぁ、またつわりで入院したり体調崩すことは正直恐怖だったので、それがなくなって、仕事に子育てに趣味にと邁進できること自体は大変に素晴らしいことだよな!と思いながら、1歳児との戦いに追われる日々でした。
好き勝手に飲み会行くんじゃない、こっちなんて何ヶ月も行けないし、髪を切ったり歯医者の予約ですらあなたにお伺い立てて子供の預け先を探しているのに!!と夫と大喧嘩した日もありました。
風邪で一家全滅の危機になったこともありました。
不妊治療ことは何にも伝えてない実の母から「二人目は作らないの〜?」という呑気な電話ももらいました。
年が明けて、子供がやっと保育園に入ることも決まり、食洗機も購入し、よっしゃ時短勤務ではなくて、フルタイムでバリバリやるぜ!と、もはや二人目のことは忘れ去っていた時___


生理が止まって、嘔吐が始まりました。
「あれ?」

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