見出し画像

最強の保育園時代

「何で空は青いの?」と疑問に思ったことはあるだろうか。保育園児のときに母に聞いた(私は覚えていないが母曰く)。確かにそれはおかしな話だ。保育園で絵を書くとき、青い空と黄色の太陽を書いていた。昼間は太陽に照らされて明るいということを知ったとたんに、やはりおかしなことに気づいた。空は太陽に照らされるのに、太陽と色がまったく違うではないか。なんで青なんだ。

このことは物理的にかなり興味深く、奥深い。私にとって母は何でも知ってるスーパーマンだったが、スーパーマンの守備範囲を超える疑問を投げかけてしまったようだ。

この疑問は後に大学の進路をも決定するほど、私にとって重大な難題であった。(大げさなようだがホントの話)。大学時代の話はまた別の機会にしようと思う。

保育園時代に話を戻す。私は当時、空以外にもこんな疑問を持っていた。
・飛行機は何で落ちてこないのか
・この道をずーっとまっすぐ進むと最終的にどこにつくのか

前者はいまだによくわかっていない。大学時代の工学部の友達は、「それはジェットエンジンが着いてるからや」と言うが、それでは私の問の答えになっていない。物理的になぜなのか?つまり重力に打ち勝つほどの浮力はどうやって生じるのか、そこが本質であり、知りたいところだ。まだまだ、世の中は知らないことだらけだと痛感する(結局調べるのはいつも後回し)。

後者については、当然今では答えは見つけている。というよりかは、腑に落ちているといったところか。

今でも仕事のこと、業界のこと、毎日知らないことだらけだが、誰が無限に私の疑問を聞いてくれるか(当然聞いてくれる人はたくさんいるが)。といって人のせいにするが、本当は周りの目を気にして自由に尋ねることをしていないだけだ。そいうい意味で遠慮なしの保育園時代はある意味最強だった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?