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係活動は細分化せよ

おはようございます。しょう先生です。

今回のテーマは「係活動」について。

係活動が上手く機能するように、実際に僕がしている工夫について、今回も超具体的にまとめていきます。

新年度の係活動決めに間に合いますように。


係活動は一人一役になるよう細分化

係活動で問題となりやすいところは、真面目に仕事をする人とそうでない人に分かれてしまいがちなところです。

そうなってしまうと、真面目にがんばっている人が不満をためてしまうでしょう。

そうならないためにクラスの全員が係の仕事をせざるを得ない仕組みを作る必要があります。

そのための方法が係活動の仕事を超細分化して、原則一人一役の係とすること。

真面目に仕事をする人とそうでない人に分かれてしまうのは、一つの係を複数人で担当するから。

一人一役の係であれば、自分以外にやってくれる人はいません。

では、係を超細分化するとはどういうことか、「給食係」を例に説明します。

これまで「給食係」の仕事を3人でやっていたとします。

それを「給食前に皆の机を拭く係」、「給食当番の衛生チェック係」、「先生の給食を用意する係」の3つに分け、それぞれ1人で担当するといった感じです。

これはあくまでも一例なので、学級の人数や先生のお好みに合わせて、係を細分化してみてください。

任務完了を可視化

また、先ほどの「給食前に皆の机を拭く係」のように、全ての係活動を1日1つ仕事をすれば完了するものにすることもオススメです。

例えば、ホワイトボードなどにネームプレートを貼っておき、仕事が終わった人から裏返していくという仕組みにすると、仕事をしていない人が可視化され、仕事忘れを防ぐことができます。

というか、「ネームプレートを裏返したい」という謎のモチベーションで意欲的に仕事に取り組む子が増えます。

帰りの会で、皆のネームプレートがしっかり裏返っていたら、花丸をあげてもいいですね。

合言葉は「職人になれ」

何度も例に出しますが、「給食前に皆の机を拭く係」であれば、1学期の間、毎日「皆の机を拭く」という仕事をすることになります。

それだけ机を拭けば、1学期の終わり頃には、めちゃくちゃ丁寧に素早く机を拭ける「机拭き職人」になっていることでしょう。

係活動は「職人になれ」を合言葉に、その仕事を極めさせていきましょう。


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