少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight(22.2.27昼公演)

概要

https://revuestarlight.com/news/8219/

↑あらすじ

天王洲銀河劇場にいくのは初めてというか、スタァライト関連の舞台現地が実は初めて。
恐ろしいミスをして初日のスタァライトシートが燃え尽きてしまう。
千秋楽昼公演(夜があるんで前楽とかいうらしいですね)に気合いれて参加。
スタァライトシートD列の上手。最高か?

あと、行けない上にネタバレもみたらもう終わりってことで配信で先に観てはいた。

何も買わないっていいながらライトプレートにブロマイド(メイファン・文・栞)にパンフを買ってしまう。

キャスト一覧
野本ほたる 尾崎由香 竹内 夢 遠野ひかる 工藤晴香
七木奏音 佃井皆美 門山葉子
相羽あいな 倉知玲鳳 佐々木未来
青木陽菜 松澤可苑 深川瑠華 久家 心 佐當友莉亜
岩崎若葉 金川希美 久保田有紗 鈴木珠子 森本さくら 渡来美友

本編感想

幕が上がり、ドレスに身を包んだメイファン・やちよ・栞・涼・氷雨が登場。もう配信でみた景色と全く違うなんだこれ。
両袖から羽はやしたと静羽(佐々木未来)とミチル(尾崎由香)がでてきて、直後に燕尾服姿の西條クロディーヌ(相羽あいな)と柳小春(七木奏音)が招き入れられる。なにこれ宝塚なの?二人がバチバチにかっこいいんだがなにこれ。
二人に合いすぎてるなこれは。画像が貼れないのが口惜しいんだけど、踊りだしたときの七木奏音さんかっこよすぎてため息すらだせなかった。
間髪入れずにトップスタァの雪代晶(野本ほたる)登場。存在感がおそろしい。王者。拍手で出迎えられる。この拍手も二日目女性限定公演からはじまったそう。よくわからんけどこれはもう宝塚だなわかった!!
宝塚オタクパワーこわすぎんぞと思った。

ハァー!

劇中OAが終わり幕が降りる。

ざっとした話は極短いのだけど、濃度がというか粘度がたけえ。

九九組舞台のようにレヴュー曲がガンガンくるのではなく(これはこれでスタァライトの好きなところだよ)、うわー!ミュージカルだー!って感じでお芝居の合間合間に歌がくるかんじでめっちゃよかった。

どのシーンも、知ってるのに知らない景色がみえて、耳に心にガンガン響いてくる。あまりのキラめきに自然に涙がでてきた。

各シーン・演者好きな所

順番無視で雑多に感情排出します

リュウメイファン:竹内夢さん

まずはこの人が最も印象に残ったといっても過言じゃない。
メイファン演じる竹内夢さんに完全にやられた。メイファンがメイファンだったってオタクが口を揃えてツイートしてた意味がわかった。もうとにかく動く動き、全てがキレッキレで全力でメイファンだった。メイファンってこういうキャラだよな本物だ…。
ソロ曲パートも最高。動きのキレ・声の大きさ・歌のうまさ・お顔の良さ・コミカルな演技・感じる熱意、どれをとっても主役かこの人…?っておもうくらい。出番も多いし本当によかった。武器の振り回し方も蛇鉾をバリバリ高速でまわすしすげえ!とにかくただただ凄い。めちゃめちゃ好きになった。好きです。


森保クイナ:佐當友莉亜さん

次にやられたのがこのひと。目力が恐ろしい。立ち姿がかっこよすぎる。中等部が出てきた瞬間やられた。森保クイナというキャラの事はまだあんまりわからないけど、キャラ含めてめちゃ好きになりそう。メイファンと文のカラーだけ確認してたせいで、クイナちゃん何色なんだよ…ってライブのときに泣いてた。緑なんですね。俺の推しは緑が多いのか…?
それとツイートなどをみて知ったのだけど、スタァライトに出会ったから会社員から役者を目指してシークフェルト中等部の役を勝ち取り、眩しい舞台に…何?それだけで好きになってしまう。
エピローグの時の晶パイセンかっこいい…とやられてる時のポーズがオタクすぎて良い。


シークフェルト中等部

ちょっとまとめてしまうけども。
最初は新要素に慎重なオタクなので「ここにきて突然これ要るか…?」と懐疑的でした。
蓋をあけてみると、ハマってしまった。特にクイナちゃん・みんくちゃんに。海辺みんくちゃん役久家心さんの演技がめちゃめちゃすごい。ほんまに新人???っておもったらベテランでした。声もむっちゃかわいい。パブロンのCMの子役やってたのね…。
初発表時のキャラクター絵での推しは断然高千穂ステラちゃんです。思ったとおりのちょっと高飛車お嬢様系でめっちゃいい。それっぽさだすために髪をファサってやるようにしたとか観たのもめちゃ好き。これからも期待。
10月の中等部舞台、聖翔より早いのめちゃ気になるけど、これは行くしかあるまい。
途中の聖翔一年生vsのシーンもシビれた…。


青嵐

柳小春:七木奏音さん
OAシーンの柳小春がかっこよすぎる。男装の麗人ってこの人のためにある言葉かもしれん。一年生対決に感化されて踊りだしちゃうとこも好き。
小春ちゃんのことめちゃ知りたいなもう
南風涼:佃井皆美さん
噂されてクシャミするシーンめちゃ好き。
今回シークフェルトの二人とのかわいい曲もよかったし、制服借りてっちゃう青嵐のときの話もあったのもよかった。涼ちゃんは本当に二人の事大好きなんだなっていうシーンも多めでよかったなぁ…
あとはもう殺陣がキレッキレのキレッキレすぎる。大好き。
穂波氷雨:門山葉子さん
今回青嵐の中でも最も重要ポジだった気がする。晶にあのセリフを返すシーン、もう涙しかないしRose Poemsにまさかの出演でお歌に圧倒されすぎる…。晶のことを獣のなんたらって形容してたのもあってなるほど君になってた。
レヴューシーンの武器の振り回しも早いしかっこよ
公演後に即自身のyoutubeChで振り返り配信してくれたの感謝でしかないし内容がまた本当に好きでいてくれてるんだ・・・っていう信頼度。好きです。


胡蝶静羽:佐々木未来さん

怪演という他ない演技だった。ここまで役を崩してやれるんだ…って素直に感心した。それでいて静羽さが失われず、妖艶かつコミカル。歌声も恐ろしくいい。チームYくらいでしか触れてきてないので見識が深まった。メイファンとの小芝居もガンガン盛り込まれてて楽しかった。今回の名脇役のひとり。
「運命とは~」の走駝先生のマネがめちゃおもしろかった。

西條クロディーヌ:相羽あいなさん

お前を観に来たっていっても過言じゃないです。
海老ダモン!で出てきたときの待ってました感凄まじいし、なんかこう実家のような安心感。

レヴューシーン

一年生vs中等部をカウントしないのであれば、レヴューシーンはこの舞台中ひとつのみ。キリン丸くなったよな…って思ってしまった。

最初の演劇シーンパートめっちゃめちゃいい。柳小春の語りこんなに聞き取りやすいんだなぁ。あとメイファンがめちゃ子供っぽいのかわいい。
涼ちゃんの演技も光る。
女王役のクロディーヌ、完璧なのよ。

で、ミチルの、尾崎由香さんの少年役と声量・声のトーンに度肝を抜かれる。

「エーデルなんていない!」からの「聞き捨てならぬ言葉だねぇ…」とせり上がってくる雪代晶、劇ス天堂真矢とタメをはる登場。

殺陣が始まり、氷雨が晶の加勢に現れ、

命の炎は一瞬なれど 煌めき絶えぬは真白の白金

ときが止まって一人だけの口上、ライトの集中。Delight to me!の歌唱。しびれた。一番好きなシーン。配信でみてもすごかったのに現地でみたらもうわけがわからないほどの感動が押し寄せ涙溢れた。

からの、夢大路文の登場。左肩丸出しやんけ!脇!!脇が!!!

心を妬かれて逃げ堕ちし身が 再びのぼるは滅びの舞台
過ぎたあの日に栞を挟み
新たなこの日を果てなき舞台に

ここの「過ぎたあの日に栞を挟み」のとこだけちょっと軽やかに笑みを浮かべていうのがとても好き。

文「あんた達が"見えない"といった虚像ならそこで逞しく息してるけど!」
晶「文!どうして!」
文「アンタは誰にも負けず強くないと!
「転校したって消えてなくなりはしない!シークフェルトは、私の誇りなの!」

横になれるもんなら横になりてえ。最高シーン。

はちゃめちゃにしんどそうな階段昇降歌唱つき殺陣シーンがおわり、晶が心情を吐露したところ

晶文の関係が本当に好き。

ポン酢

配信で最初にみたとき、ああそうかこれができるんだ…!って完全に盲点だった。
言い方悪いけどここで青嵐二人と胡蝶さんを余らせず使えたのもデカいわね。
この公演中せり上がりを使ったの、雪代晶とポン酢タワーだけという。

ポン酢のあとディスカバリー!にうつるとき、袖からシークフェルトがでてきて、文と晶で拳をコツンってやるのをみて絶叫。ありがたすぎる。

鶴姫やちよ役:工藤晴香さん

工藤さんバンドリでもここでもお世話になりっぱなしですね…
やちよは、よりくどはるっぽい感じだなぁという役に思ってるので、違和感もなんもなかった。ボウガンを殺陣でつかうのめっちゃ難しそうだなぁ。
前にきたときのお顔の綺麗さちょっと異次元ですね…

夢大路栞役:遠野ひかるさん

きゃわいいーーって感じでみてた。ゆーじあとはまた違う役でいいよね栞。
やちよと二人、今回はちょっと目立たない位置なので次回作はもうちょいフューチャーされてほしい。夢大路姉妹スピンオフまじでやってくれ。
ポン酢はみれてめちゃうれしい。

夢大路文役:倉知玲鳳さん

バンドリでもリラでもささる役をやられてほんまに。てかRASのライブも控えた状態で舞台とか大変すぎるでしょ。他の役の人々も似たようなもんではあるとおもうけど。。。
レヴューで飛び込んでくるところが好きすぎて何度もみちゃった。
いろんな舞台出てらっしゃるので他のも観たいなぁとおもってはいます。

鳳ミチル役:尾崎由香さん

まず、正直尾崎由香さんのイメージはサーバルちゃんの人・戸山明日香の人、で止まっていたことをごめんなさいしたい。
これぞミチルという演技、レヴュー曲での声の太さ、完全に自分の中でアップデートされました。凄い。もっと演技をみたい、と思った。

雪代晶役:野本ほたるさん

今回の座長、眩しい主役。
圧倒的に雪代晶だった。この人いないと成り立たない…
みんな素晴らしい演技で主役を食ってしまうような素晴らしい人々だったけど、この人がどんどん際立っていくような感じ。
あんな長物振り回してからの歌唱にはたまげたし、それぞれのソロ歌唱やRosePoemsも完全に雪代晶だった。
ディスカバリーでにこやかに歌っているのっさんもそれはそれは美しかった。
エーデル最高峰は間違いなくあなたです。

総括

最初はスタリラメインで舞台ってなかなか挑戦的だな…って思ってたんだけど、蓋をあけてみると素晴らしい公演だった。
コミカルな部分も多いし楽しいミュージカル要素がふんだんでみてて幸せだった。
かといってレヴューが手を抜かれているわけでもなく、演技・ガチガチの殺陣と歌唱、間違いなくレヴュースタァライトでした。
シークフェルトの舞台、どんどんやっていって貰いたいし、各校の舞台もレギュラー化してほしいな。

最後にのっさんが、目標であったシークフェルト5人での舞台という最高の"スタート"をきることができて、と言ってたの聞いて本当に嬉しくなる。レヴュースタァライト、ずっと続いて欲しい。

10月に中等部舞台もあるというので楽しみ。


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