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trip from Fukuyama

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福山から瀬戸内へ。福山から漕ぎ出すdeepな旅のルートを探しています。
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#福山

deep line tripの旅の拠点「AREA INN FUSHIMICHO」trip from fukuyama

ガイドブックに載っている場所をなぞる旅よりも、するりとローカルの人たちに混ざって暮らしの時間を感じたり、まちの記憶を追いかけたり、まだ見ぬ景色を求めて旅をしたい。 福山駅すぐそばの伏見町で「まちやど」として旅人たちを迎える「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE(以下AREA INN FUSHIMICHO)」から始まる旅なら、その土地でしか体験できないリアルなローカル文化に出会えるはず。 瀬戸内のdeepな日常の旅へ 新幹線の発

旅のオススメを聞かれたら【内海町の人:中尾 圭】trip from Fukuyama

こんにちは。「港の編集室」の中尾圭です。福山市南部にある田島・横島の2つの島からなる内海町というまちで、夫婦で編集やデザインをしながら暮らしています。内海町は2003年に福山市と合併した、人口2,500人ほどの町で、車で回ると1時間程度の小ぢんまりとした町。主な産業は漁業で、対岸の沼隈町の造船業の影響も根強いです。内海町の魅力はなんと言っても、観光地化されていないところ。場所さえあれば、長期滞在して、暮らしを体験してもらいたいくらい。夫の地元に嫁としてやってきて丸3年が経ち、

福山から渡る島【日帰りtrip 百島】 trip from Fukuyama

手元の地図を少し遠ざけて眺めると、福山が面する瀬戸内海には無数の島がある。小豆島、豊島、直島、因島、生口島……。耳にしたことがある名前の島を見つけてみる。 福山から渡れそうな島はどれだろうかと、少し寄って見てみると、そこにはおそらく初めて聞く名前の島々がポツポツと浮かんでいる。 そのひとつには、百島と名前が付いている。「百島」と書いて、「ももしま」と読む。先の“聞いたことのある島”と比べると、少々こじんまりしている。諸説あるという名前の由来のひとつは、「その昔、桃の果樹が