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私を救ってくれた深夜ラジオ


もう今から2年くらい前の話。
コロナ禍になってから、だんだん夜が眠れなくなった。
就寝時間は大体夜中の3時ごろ。1番ひどい時は朝日が昇る時間にようやく眠りにつき、翌朝9時からは出勤していた。

どんなに睡眠時間が短くても、ちゃんと就業時間になれば働き、途中居眠りすることなく業務をこなせる自分が少し怖かった。異常だった。

ずっと在宅で、一人暮らしで、パソコンを閉じるとひとりぼっちの世界に戻る。
寂しくて、眠れなくて、そんなときに深夜ラジオを聴き始めた。

外は真っ暗だけど、こんな時間でも起きてる人がいる。楽しく会話をしている人がいる。明るい世界があるんだと気づいた。
深い夜でも明るい世界があって、自分が元気じゃない時にラジオの中の明るい世界に助けられた。

だからわたしもラジオではないけれど言葉で、誰かを救えるわけじゃないけど、自分なりの楽しくて温かい世界をちまちまと作っていきたい。

今は環境がガラリと変わり夜も一般的な時間に寝られるようになった。
なので深夜ラジオをリアルタイムで聴く頻度はかなり減った。
それでもたまに寝れない夜にラジオを流す。
2年前と変わらない人たち。変わらない楽しそうな会話。安心して眠たくなってくる。

この世に深夜ラジオがあってほんとによかった。私にはなくてはならない存在。


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