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「気が向かない」気持ちとの向き合い方

今日は私の友人が開催しているイベントに参加した。
今の気持ちを自由に話して、みんなで聞いたり、質問を投げかけたり、話したことを広げたり、じっくりゆっくり対話するあたたかいイベントだ。

そのイベントで、参加者の1人が、
「友人と会う約束をしているけどどうしても気が向かない。友人のことが嫌なわけではない。他に予定が入ったわけでも体調不良でもない。ただただ行きたくないな〜という気持ちがある時に、行くべきか、断るとしたらどう断るか悩む」と話されていた。

すごく、すごく気持ちがわかるなと思った。私もよくあるからだ。
約束をしている相手に何か問題があるわけではなく、ただただ行きたくない、気が向かない、もっと素直な言葉を使うと、「めんどくさい」という自分自身の問題だ。

同じ場にいた他の参加者の意見がとても素敵だった。
ある人は、自分の気持ちに嘘をつきたくない、自分を大切にしたいから、無理して行こうとせずに相手に素直な気持ちを伝えて断ると言った。

ある人は、約束をするときに、もしかしたら気持ち変わるかも。。。みたいにさりげなく、相手の反応を伺いながら、約束をしても断る可能性があるかもしれない、ということを伝えると言った。

どっちもとても素敵だな〜と思った。
まずは自分の抱いた感情を無視せずに素直になること。
とはいえ嘘をついて断るのも罪悪感があるから、断るときは素直な気持ちを相手に伝えるということ。
約束をする時点で先に断る可能性を伝えておくのも、相手も事前に把握して置けるし、相手に伝えることで自分自身も楽になりそうだなと思った。

私はどうするかな、と考えたときにその相手が自分にとって大事な相手ほど、嘘をつきたくないし無理をしたくないので、素直な気持ちを伝えて断るかなと思った。
ただ人によっては、予定を確保したのに気持ちが変わった程度で断るなんて無礼な!と思う場合もあると思う。
だから、本当に大事な相手、つまり自分の性格を理解してくれる、許してくれる人にしか通用しないことだなと思っている。

私も気が向かないことがたまにあるから、もし約束してた相手から「やっぱり気が向かなくてごめん」と断られても、「わかる!そういうときあるよね!」と受け止めることが多分できる。

だからお互いに受け止め合える人たちと、繋がっていられたら、幸せだよなあ。

そんなんだったら最初から人と約束をするなよ、という正論は抜きにして。人間だもの。気持ちなんて変わるものだから。

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