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退職奮闘記:メンタルブレイクの予兆

先月末、人生で初めて会社を退職した。
新卒で入社してから約3年半。

バリキャリ女子に憧れ大学卒業と同時に東京へ上京し、私は一生ここに住むんだと思っていた。
社会人1年目の終わりにコロナが流行りリモートワーク中心の生活で東京に住む意味がわからなくなり、地元に帰ってきたのがちょうど1年ほど前。
そして先月、社会人4年目に次の転職先を決めないまま退職。
社会人になりたての私が今の現状を知ったら、心底びっくりすると思う。

先月初めて会社を退職をしたときも、退職ってこんなにも大変なのかと色々とびっくりした。
もやもやすることも、涙することもあった。

だから退職奮闘記として記録に残しておいて、これから初めて会社を退職される方や、将来また自分が会社を退職するときの何かの役に立てば嬉しいです。
役に立たなくても、なんか知らんけど大変だったんだな〜と思ってもらえるだけでも十分です。
書くことに、吐き出すことに意味がある。

退職奮闘記、始めます。

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退職奮闘記:メンタルブレイクの予兆

会社を辞めようと思ったきっかけは心身の体調不良だった。
数ヶ月前から、毎朝起きた時に吐き気がする、体重がどんどん減少、夜眠れないといった症状が続いていた。

また複数案件が立て込み、忙しい毎日を過ごす中で、いくつかミスを連発し、事故報告と再発防止策を考える日々。
元々自分に厳しく内省しがちなので、自分を責めすぎて再発防止策は自分自身がこの会社から去ることでは?と思ってしまうほどだった。さすがに考えすぎである。頭がおかしくなっていたのかもしれない。
けどまさかその数ヶ月後に本当に退職するとはこの時は思っていなかった。

止まらないタスク、クライアントの期待、責任感、プレッシャーをひしひしと感じ、でも働くってこういうことだよなと思い、頑張っていた。

その時期、少し不思議な感覚があって、なんか泣きそう、泣きたい、とよく感じるようになった。でも実際に涙が出てくることはなくて、なんで自分が泣きたいと思っているのかもわからない状態だった。

ある日、22時ごろまで残業をして、PCをシャットダウンした瞬間、急に涙がポロポロ出てきて、しばらく止まらなくなった。その日を境にちょこちょこ仕事中や休みの日に仕事のことを考えるたびに涙が出るようになった。
これはもう普通じゃないと思った。
自分を守らねば、このまま働いていると自分が壊れる予感がした。

でも次を決めないでやめるなんて怖くてできない。
でもとても働きながら転職活動ができる時間の余裕も心の余裕も全くない。

いったいどうしたらいいんだ・・・と悩みまくっていたときに、Twitterで「キャリアブレイク」という言葉を見かけた。

この言葉との出会いをきっかけに、決断できなかった自分が少しづつ前に動き始めた。

▷退職奮闘記、次回へ続く



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