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人生で交差することのない人

1週間、住み慣れた土地を離れて、人口約8,000人の北海道の小さな街、東川町で、初めましての人と共同生活をして時間を共に過ごした。

素敵な人たちとの出会いがあった。
似ているところもあれば違うところもあって、住んでる場所が近い人同士もいた。もしかしたらどこかで私たちすれ違っていたかもしれないね、なんて話をしながら1週間を過ごした。

最近の私の気づきとして、出会うべき人に出会えていることを強く感じる。
それは北海道で出会った人ったちのことでもあるし、今のパートナーもそうだ。

私のパートナーの話を少しだけすると、私たちはマッチングアプリで出会った。
出身も、学校も、学んできたことも、興味関心も、性格も全然違う。
同じ関西に住んでいても絶対にどこでもすれ違わなかった、交差することのなかった人だなと思う。

10年前だったらきっと出会えていなかった。
現代のSNSが発達して、マッチングアプリで誰かと出会うことが当たり前の世の中になってきたから出会えた人なのだなと思う。

人との出会い方ってたくさんある。
出会おうと思ってなくても、小中高と進学すれば、職場が変われば、当然出会う人も変わるし増える。

でも出会うべき人に出会えているなと感じるのは、そういう人生の中で誰でも必ず発生する出会い方じゃなくて、自分のいつもの日常から少し飛び出して、新しいことを始めたり、知らない土地に行った時だなと思った。

ここしばらくは、自分のいつもの日常から飛び出すことが怖くて、ずっと安全地帯の中にいた。
久しぶりに飛び出してみた。体は硬っていた。
でも少しずつ伸ばしていけば、柔らかくなっていく。
飛び出してみれば、もう怖くないんだな。






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