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あの娘のキスはピリリと魔法の味 世界は今、彼女の唇に託された

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「ねぇ、キスして」 男子高校生の主人公はある日、疎遠となっていた幼なじみの美少女に迫られ、キスされてしまう。 彼女を大好きだった主人公は歓喜するが、どうも様子がおかしい。彼女はキ…
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#魔法

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~13

13. 宇宙の手  ゆっくりと下ろす手のひらは、やがて床へと近づいていく。  英斗は何か意味…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~12

12. 魔王 「くぅ……。魔王許すまじ……」  レヴィアは歯をギリッと鳴らし、こぶしを握る…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~11

11. 襲いかかる暴威 「お前のパパはどこにいるんだい?」  英斗はタニアのつぶらな瞳をの…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~10

 10. パパは高校生 奥の方からコーヒーカップを両手に持ったレヴィアが戻ってきて、 「タ…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~9

9. プニプニのほっぺ 「どうした? 分かったか?」  レヴィアは振り返り、ニヤッと笑った…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~8

8. 壮大なノズルスカート 「本当に大丈夫なんでしょうね?」  瑠璃色に揺らめく空間の裂け…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~7

7. 昂るキス  紗雪の超人的な力の理由は分かった。しかし、どうやったらドラゴンになるのか、キスするとなぜ強くなるのかがよく分からない。 「レヴィアのドラゴン化にはこの棒が要るのか?」  英斗はぶんぶんと水色のクリスタルのスティックを振り回した。 「おいバカ! やめろ! 割れたらどうしてくれるんじゃ!」  レヴィアは必死に棒を奪おうと手を伸ばしたが、英斗は軽々とそれを制止する。人化しているレヴィアの力は女子中学生レベル。ドラゴン化さえしなければいくらでも力で押せるの

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~6

6.龍族の末裔  紗雪は!?  英斗は煙が立ち込める中をじっと目を凝らした。早鐘を打つ鼓…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~5

5. 灼熱のドラゴンブレス  その時、何かが公園の方で動く。  え?  それは見慣れた銀色…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~4

4. 無慈悲な閃光  英斗はあたりを見回し、近くのマンションの非常階段へと忍び込む。見ると…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~3

3. 秘密の行為  現国の授業を聞きながら英斗はチラッと紗雪の手元を見た。そこにはすらっと…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~ 2

2. 高鳴る鼓動  英斗は自宅に帰ると夕食も食べずにベッドにもぐりこむ。  強引にキスした…

あの娘のキスはピリリと魔法の味 ~世界は今、彼女の唇に託された~1

1. キスは魔法の味 「ねぇ、キスして」  つややかな黒髪をサラサラと流しながら紗雪は小首…