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【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢

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公爵令嬢に転生したオディールが得たのは【お天気】スキル。それは天候を操れるチートスキルだったが、王族にはふさわしくないと馬鹿にされ、王子から婚約破棄されて追放される。 元々サラ…
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#聖気

【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女…

32. 賽は投げられた  困惑している二人に、オディールは固く握った拳をブンブンと振りなが…

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30. 水上の街  オディールは朝のさわやかな風を頬に感じながら、澄み通る深い青空へ両手を…

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29. 蠢く悪意  その頃、王都の宮殿に動きがあった。内務省の方で緊急の会議が招集されたの…

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28. 若返りの地  やがて、雷雲は去り、穏やかな静寂が一行を包んだ。  畑のあちこちから…

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25. ダイナミック農業 「ただいまー!」  オディールが家に足を踏み入れたとたん、パンの…

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24. ヴェネツィア  まずは都市計画を立てようと、オディールはレヴィアの背中に乗り、上空…

【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~22

22. 天啓  え? 「そうよ? オディが初めて……」  愛し気な瞳でミラーナはオディールを見つめる。  オディールはゴクリと唾をのんだ。 「ぼ、僕がイケメンの金持ちだったら良かったのにね」  目を逸らし、平静を装うものの声が上ずってしまうオディール。 「うーん、そういうのってピンとこないのよね……」  意外なミラーナの返しにオディールは首をかしげる。女の子というのはイケメンに魅了される存在ではなかっただろうか? 「イケメン……、嫌いなの?」 「男の人って