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ひとりごと(最近の人工知能編)

もはや最近はてなのブログには何も書いてない。はてなはちゃんとした記事用にしてるので、元々はどうでもいい独り言はsubstack noteに書いていたが、ここのところアプリの調子が悪くて書き込みをあげにくい。とはいえ、日々読んだり考えたりしてることはあって溜まってきてるので、お試しでここに出してみる(続くか?は未定)。

人工知能については今や大量の論文が出ていて、私はいちいち追ってられないのでそれは専門家にやってもらうしかない。とはいえ、認知科学に関連した論文はいくつか読んでいて、それなりに興味深いものはあった。しかし、記事に書くほどの面白さがあるとは言えない。基本的な結論だけ述べると、今の人工知能(特に生成AI)は認知モデルとしては相応しくない!だ。大量のデータが必要なのは前にも触れたが、他にも思考の合成性が薄いとか能力が不安定(下手すると消える)とか、あまり生きた心と似てない。

認知モデルとして当てにできないとなると、私の興味は一気に下がる。じゃあ、生成AIの実用性となるが、これも最近はかなり怪しまれている。いわゆる幻覚とされる現象によって、生成AIは平気でもっともらしい嘘をつくことが分かっている(ただしこれは生きた心でもする)。この一点だけでも生成AIの使い道はかなり限定されてしまう。(汎用AIを諦めて)特定の領域のデータしか入れない(または参照しない)専用AIにしてしまうか、間違ったことを出しても構わない(または責任を持たない)ことに用いるか、このどっちか辺りに収束していくだろう。

日本では、人工知能については未だに楽観的な話が目立って、私からすると参考にならない。これは日本で人工知能について語るのが主に(商売のことしか考えてない)ビジネス馬鹿か(社会的なものの分からない)理系馬鹿かばっかりなせいでもある。(データにされてしまう)著作権で騒ぐ人が少ない件だけを考えても、日本のAI論のレベルの低さがうかがえる。

もはや、人工知能への私の興味は下がりつつある上に、日本のレベルの低い人工知能論と関わり合いを持ちたくないので、語る気になれない。専用AIについてはご自由にに作って下さい!でしかないし、汎用AIに関しては過大な期待にうんざりしてる(資金を集めるための過剰宣伝!)。私に言わせれば、人工知能について重要なのはデータや資本主義の問題に移っていると思ってる。

最近の私が本当に興味を持っている話題にはまだ入れてないが、既に長いのでそれはまた別の機会に…

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