かもならいたじんじゃ

●河南町神山(こうやま)
◯にぎはやひ


金剛山から延びる丘陵地を、千早川(チハヤガワ)と佐備川(サビガワ)が削った段丘の、最上段の高台に坐ます。

社名の「カモナライタ」は「鴨習太」と当てていて、ハムォ−ニァヌァイトァならば「蛇の牛の王混じりしア仕切るアとイの太陽(のカミヤシロ)」。

(「タ」に「太」と当ててると「太陽」の「トァ」、「田」と当ててると「土地」の「タ(ナ・ラ・ヤ)」かな?)

お社坐ます高台を挟む様に流れる二本の川はチハヤガワとサビガワで、

チハヤは「シの蛇の土地」、チハヤがシハイァならば「シの蛇のイとア」。

サビはサブィでサムィならば「小さいの牛のイ」、シゥァムィなら「シ祀るアの(と)牛のイ」。

(サビは「佐備」。キビは「吉備」。なのでキビはクィムィで「大きいのイの牛のイ」。「備」は分解したら「エビラ」+「人」。エビラは矢筒・箭のこと。牛の武断の部族だったんかも)

鴨なカモはハムォで「蛇の牛の王」だろうから、お社の両サイド流れる川は「蛇」と「牛」で、ちゃんとマッチしているような。


また、お社の南側の金剛山麓、幾筋かの中小河川が削って形成された谷間のエリアを「コムク」と、むかしは呼んでたそうで、コムクには「紺口」と漢字を当てていて。

「口」は呉音では「ク」と発音してて、ハッカ(客家)の発音では「khiéu」で、khiéuは「キィゥ」な「キュウ」。

なので、紺口なコンクなコムク、クォムキィゥならば「大きいの王の牛の大きいイ奉る」

(例えば、クズリュウに「九頭竜」なのは「キュウズリュウ」、クキに「九鬼」なのは「キュウキ」だからやろか?

わひどさん、りしぇんろんさん、たくしんさん、りとうきさん、さいえいぶんさん、こようほうさんとかとか、皆さんハッカの出自な人達なんだそう。)

お社の御祭神は、ニギハヤヒさんなんだけど、

ニギハヤヒはニグィハイァフィならば「混じりし牛のイと蛇のイとア仕切るイ」で、やっぱり「蛇」と「牛」と「アとイ」が登場。

ニギハヤヒさんの別称は「アマテルクニテルアマノホアカリクシタマニギハヤヒ」という、蛇や牛の尾っぽ状の、デェレェ長い御神名。

アマトェニゥ−クニトェニゥ−アマニォ−ホアカニィ−クシトァマニグィハイァシゥィで、

「アの馬の月の部族の混じわり統べる、大きいの(土地の)混じりし月の部族統べる、アの馬混じりし王のホのアの蛇混じりしイな、大きいシの太陽の馬混じりし牛のイと蛇のイとアのシ祀るイ」やろか?

(大きい→ク。
土地→タ・ナ・ラ・ヤ/田・那・羅・耶。
大きいの土地→クタ・クナ・クラ・クヤ。
クヤ→狗邪。)

「(イの牛と蛇の)イとアの馬の月の王」は、イ・ア・マ−トゥオで、イァマトォでヤマト。

「和」は「ワ」だけど「ニ」とも発音して、「和」な「ニ」は、「二つのモノが混じり合ってひとつになる」って意味なんだそうで。

イァマトォのヤマトに「大和」と当てているのは「大いに二つのモノが混じり合ってひとつになる」って意味合いで当ててる漢字なんかも。

パレスチナやユーゴスラビアみたいだったから「単一民族国家」だと言いたくなってしまうんかも。

テンゲワジュンニチガツショウミョウ(天下和順日月清明)だったり、ジツゲツモン(日月紋)だったり、トァトゥイハナ(太陽と月のイの蛇の土地)な「橘」だったり、シウアキイウナ(シ祀るアと大きいイ宇す土地)な、シュアキュナの「桜」だったり、

どれもこれも、パレスチナやユーゴスラビアみたいだったからかも。

(清→キヨ→キイォ→大きいイの王、明→アカ→アの蛇、アクァ→アの大きいア)

紺口(コムク)の谷の入り口の、
段丘上の高台に坐ます。
牛は「Moo」って鳴くから「厶」。
「厶」「ン」は、唇を閉じて発音します。
牛は呉音では「グ」。
グのイ訛りは「ギゥ(ギュウ)」。
寛弘寺古墳群(カンコウジコフングン)。
古墳公園として整備されてます。
墳丘上より。
真ん中の山は金剛山。金剛山の左側は大和葛城山。
金剛山と大和葛城山の間隙に水越峠。
水越峠を越えたら、カツラギの名柄。
名柄から東に進むと室。
室なムロ、
ムニォなら牛混じりし王、ムヌォなら牛仕切る王。
ソツヒコはシゥォトゥヒコなら、
「シ祀る力強い月のシャーマン」。
ムロはムニォでムニォトォ(室戸)やろか?
お社からの大和葛城山、水越峠、金剛山
大和葛城山の反対側には一言主神社。
金剛山の反対側には高天彦神社、高鴨神社。
タカマ→太陽の蛇の馬。
マのイ訛りはミャ。
タカマ(高天)はタカミャでタカミヤ(高宮)。
ソツヒコさんが連れて来たタカミヤさん達は、
タカマの奥が初めの移住地。


No.0266

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