見出し画像

【マジで昭和】豊中市・阪急宝塚線「曽根」駅前にある超絶レトロ仕様ダイエーを一目見たくて

大阪の街からどんどん“昭和レトロ”な物件が消えようとしている。避けられない運命だとは分かってはいるが、昭和の時代が過ぎ去って今年でもう35年。そんな時代の記憶がある人間などとうに40代後半以上の中高年で、オノレの身体までレトロになってしまってあちこちガタが来始めているのがオチだ。

阪急宝塚線の普通電車に揺られてやって参りました。曽根。

それで今回やってきたのが阪急宝塚線の曽根である。今までその手前の庄内服部天神で降りて大阪市内同様のド下町な街並みを見物したりしてきたことはあるが、そう言えばここに用事があって降りたためしがない。服部緑地が割と近かったり、飛行機マニアがバズーカみたいな望遠レンズをこさえて集まる撮影スポットの千里川土手なんかも近い場所だが、街並み的には庄内・服部のような下町の毒気が抜けてくるあたりで、これまでの我々には箸にも棒にも掛からなかった地域だが…

ここから先は

5,316字 / 38画像

¥ 280

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。