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【箕面市に新駅爆誕】悲願の延伸開業を果たした北大阪急行線の新たな終着駅「箕面萱野」を降りるとそこには何があるのか

2024年3月、鉄道業界で話題となったのが北陸新幹線の福井県延伸と、北大阪急行電鉄の延伸開業の二つで、北陸新幹線はサンダーバードが敦賀止まりになって北陸行くのが不便になったね、と関西人が落ち込む展開になっただけだが、北大阪急行線の方はというと54年前の大阪万博の時に開業して以来、長らく千里中央が終点だったのが北に2.5キロ伸びて、二つの駅が新規開業したという話題で盛り上がっている。

巷では北大阪急行線の延伸線開業によって北摂の住宅人気がよりシフトし、“大阪の南北格差がさらに広がる”などと大阪南部民からの溜息が漏れてくるような記事も目にする。大阪の中でも梅田の求心力が伸びていく一方で、そこに電車一本30分で行けるようになるという効果がデカい反面、難波や天王寺を軸とする南海・近鉄・JR阪和線&大和路線民はただならぬ不公平感を味わっているということであろうか。

箕面市に二つの新駅誕生。さて、どんな感じなのか見に行きましたよ?

今まで北摂の中でもお上品な街とされながらも鉄道網が貧弱でサルと滝を見に行くための阪急箕面線か千里中央行きのバスに頼らざるを得なかった箕面市民の多くが待ち望んでいたという北大阪急行線の延伸開業、その新たな終着駅となった箕面萱野駅に我々も訪れていた。果たしてこの駅を降りるとそこには一体何があるのか、そこんとこ、DEEP案内取材班独自の視点で解説していきましょう。

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