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【事件現場を歩く】ベトナム人少女殺人事件の舞台となった松戸市「六実」はどんな街なのか

2017年3月26日早朝、千葉県我孫子市北新田の利根川沿いの農地を流れる利根排水機場近くの排水路でベトナム国籍の9歳女児の遺体が見つかった。またも子供が犠牲になる痛ましい事件が起きたことと、また常磐線沿線で凶悪事件か!という印象を持ったのだが、事件発覚から半月以上が経ち、いざその犯人が逮捕されてみると、その人物像の意外さからマスコミ報道が殺到する羽目になってしまった。

その犯人は行きずりの変態やキチガイの仕業でもなく、ましてや宮崎勤のような社会適応能力のないオタクというわけでもない。千葉県松戸市の「六実」という地区で代々地主として暮らす資産家で、地元町内会では子供の通学の「見守り」までやっていたという人物だった。またさらわれて無残にも殺されたベトナム人少女も同じ六実という街に住んでいた。

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逢阪

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