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また大阪か!(大阪市内編)

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大阪府内編→ https://note.com/deepannai/m/m64905fc8b8de また大阪か!なんやワレ!文句あんのか! (こちらのマガジンは大阪市内編です… もっと読む
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2021年2月の記事一覧

【もはや秘境】徒歩かチャリでしか行けない、大阪市の外れにある謎の公園「矢倉緑地」を訪ねる【三密は無縁】

年末年始の感染拡大によってピークを迎えたコロナウイルス“第三波”によって「緊急事態宣言」が発出されてから二ヶ月近く、ようやく関西2府1県では感染者の減少傾向からその宣言が解除される見通しとなっていて、最近やけに春めいてきた感じもあって、この長い“自粛の冬”が明けた開放感と共にあちこち出掛けたくなる気持ちにもなりそうだが、それでも“三密”を避けてなるべく人の集まらない場所を選んで不要な感染リスクを避ける事が求められる。 日本第二の巨大都市である大阪市内に限ってどう“三密”を避

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【人権と芸術】大阪市某所南海線某駅前「旧同和地区解放会館」の巨大なレリーフが見たくて

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【大阪スラム遺産】釜ヶ崎ドヤ街に隣接する浪速区恵美須西にあった特殊市営住宅「大阪市立馬淵生活館」

近年、都心回帰とやらでタワーマンションが増えたりして富裕層の割合が高くなってきているとは言うが、それでも大阪市は「貧民の首都」である。生活保護率は全国平均の3倍(49.5パーミル/2020年)、東京都23区中、大阪市同様に公営住宅がやたらめったら多く生活保護受給者が多い足立区ですらその3分の2程度の数値なので、いかに大阪市にビンボー人が多く暮らしているか、役所の示した数字が如実に物語っているわけだ。 特に大阪市の場合は高度経済成長期に地方の労働者を大量に受け入れ、その時の住

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【市営住宅】日本橋でんでんタウンの裏にドヤ街・釜ヶ崎の前身「長町スラム」がありました【軍艦アパート】

当記事は2019年に「大阪DEEP案内」で公開していたものを加筆修正してnoteにて再公開しているものです。ご了承下さい。 大阪市西成区萩之茶屋、太子およびその周辺一帯に日本最大級の簡易宿泊所密集地帯「ドヤ街」を形成している、通称“あいりん地区”こと釜ヶ崎地域。その歴史の始まりは明治中期であり、元々あった場所から移転させられてきたという事は過去に当サイトでも触れている。明治36(1903)年に開催された「第五回内国勧業博覧会」の会場となった現在の天王寺公園・新世界付近と大阪

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【色街の系譜】大阪・九条の歓楽街・松島新地発祥の地「松島遊郭」の痕跡を探す

「松島や ああ松島や 松島や」と芭蕉も詠んだと言われるほど(大嘘)のこの世の天国、美女の楽園などと大阪の地に生きる代々の男どもが喜び勇んでやってくるという裏名所、それが大阪市西区にある「松島新地」…あまり表立っては言えないが、いわゆる「ちょんの間地帯」というやつである。一般的には西成区の飛田新地がその手の場所では第一候補という認識のようだが、歴史的に飛田よりももっともっと長くて深いのはこちらである。 飛田新地は今から100年少し前、明治末期に起きた「ミナミの大火」によって全

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