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恋と深空:Noahとは誰なのか

はじめに

この記事は自分の考察のためのメモのようなものです。結論は出ません。
ネタバレを含むのでお気をつけください!特に本編、セイヤ秘話、セイヤ伝説は既読前提で書いています(レイ、ホムラの伝説は未読)

Noah(ノア)について

Noahはセイヤ秘話2 Chap.4に登場する人物。メッセージでセイヤとロールバックについて話しているため、ロールバック隊の一員であることは間違いないと思われます。

セイヤとメッセージのやり取りをしているのはおそらく2033年(16年前セイヤが特殊部隊013小隊に入隊し、翌年の新年2日目との記述から)彼は地球で一般人になろうとしています。
このNoahは何者か、すでに本編に登場しているとしたら誰なのかを考察したいと思います。

仮説1:キノア

Noah(ノア)という名前からまず思い出すのがキノアです。ロールバック隊の一員であり、セイヤと親しく、「青年」という記述にも当てはまる……かなり可能性はありそうですが、地球人になろうとしているノアは、地球人として生きていくために使用すると思われる書類をセイヤから受け取っています。
本編で主人公がN109区に潜入するための書類などを作ったのがキノアなので、わざわざセイヤを通じて書類を受け取るというのは矛盾する気がします。

下記はキノアの中国語、韓国語、英語の名前です(カッコ内の読み方については自信ないので参考までに……)

キノア
中国語:邱诺亚(ク・ノア)
韓国語:신노아(シン・ノア)
英語:Jeremiah(ジェレマイア/エレミア)

キノアは中国語、韓国語において「ノア」という名前になっていますが、英語ではジェレマイアなのでNoah=キノアはやはりミスリード?

話は少し逸れますが、ロールバック隊に関係するキャラクターの名前を見ると、英語名が聖書に関係がありそうな名前なのが興味深いので記載します。

セイヤ
英語:Xavier (エグゼヴィア/ザビエル)

フランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)
カトリック教会の祭司、宣教師。日本やインドなどで宣教を行い、聖パウロ超えるほど多くの人々をキリスト教信仰に導いたといわれている。

Wikipedia

キノア
英語:Jeremiah(ジェレマイア/エレミア)

エレミア(Jeremiah)
旧約聖書の『エレミヤ書』に登場する古代ユダヤの預言者。『エレミヤ書』は『イザヤ書』『エゼキエル書』とならんで3大預言書のひとつとされ、旧約時代の預言者のなかでも、重要視される人物の一人である。

Wikipedia

イズミ
英語:Isaiah(アイザイア/イザヤ)

イザヤ(Isaiah)
旧約聖書に登場する預言者。

Wikipedia

ということは、ロールバック隊関係の重要人物として、次に出てくるのは英語名:Ezekiel(エゼキエル)……ですかね。すでに出てきてたりしていたら教えてください。
気になるのは本編8章02に登場する「化け物になった」「裏切り者」でしょうか。この人物はおそらく本編4章02で主人公と接触している「年老いた声」の「ハンチングハットをかぶった男」ですね。重要人物であることは確かだし、正体を知っているであろうセイヤと話している場面でも名前表示が「??」になっているので何か意味がありそうです。

その流れで行くとNoah(ノア)は英語名がそのままNoahの可能性はあります。

Noah(ノア)
旧約聖書・『創世記』5章~10章に登場するノアの方舟(箱船)で有名な人物。創世記の記述に従えば、すべての人類の祖先ということになる。

Wikipedia

ただ、そうなると秘話のメッセージ内でどの言語でも「Noah:」になっていることには疑問が残ってしまいますが……Noahは名前そのものではなく、ニックネームというか、通称、特定の人物を示す記号のようなものとも考えれらますね。

次は仮説2です。

仮説2:マヒル

本編4章で家の爆発により死亡とされたマヒルですが、本当は生きているという説が有力です(公式の「未来のバージョンで会える」といった記載などから)
この爆発の時マヒルは、家が爆発することが分かっていた、またはマヒル自身が爆発を起こした可能性があると思っています。理由としては、マヒルの遺品であるネックレスがほぼ無傷の状態で家から少し離れた場所(主人公の近く)に落ちていたこと。首に付けていたネックレスがチェーンも切れず爆発の影響で飛んできたというのも不自然だし、爆発の直後になかったネックレスが次の瞬間に出現しているのです。

画像左:爆発直後(ネックレスなし) 右:次の瞬間(ネックレスが出現)

マヒルのEvolは「重力」に関するものと推測されるので物を意図した場所に置くことが可能で、主人公にネックレスを渡すために移動させたと考えることができます。
セイヤ秘話2 Chap.5でセイヤは火事で「死ぬ」ことにしています。それと同じようにマヒルが何らかの理由で「死ぬ」ことにしたのだとしたら、マヒルがロールバック隊の一員の線はあります。

ただ、主人公がおばあちゃんに引き取られたのが7歳の時で、マヒルもそれほど歳が離れていないとすると、すでに「青年(おおよそ15〜24歳)」だったNoahとは年齢が合いません。地球においてフィロス星の人間が本当に歳を取らないのか、については疑問ではありますが……少なくとも逆(青年が少年になること)はない気がします。
あと、メタ的な話になってしまいますが、Noahは「ここ(地球)の人間に惚れた」ために地球人として生きることにしていて、その相手は主人公ではなさそう(当時、主人公は5〜6歳と推測されるため)なので、現時点でマヒルが恋愛対象キャラクターになるのかは不明ですが、もしそれを期待するとしたら、主人公以外の人間に恋愛感情を持ったNoah=マヒルとは考えにくいのかなと思いました。

本編8章07でセイヤがキノアと「不介入原則」について話している場面で、セイヤは「(不介入原則を)他の奴らが先に無視した」と言い、「そうでなければ彼女の家の爆発は起こらなかった」としています。
この爆発が元ロールバック隊と関係していることは間違いなさそうなので、マヒルがNoahでないとしても、ロールバック隊と何らかの関わりを持っている可能性はあると思います。
ちなみにマヒルの英語名はCaleb(カレブ)です。忠誠を意味する名前で、聖書にも登場します。

Caleb(カレブ)
イスラエル人が約束の地へ旅をしている間にユダ部族の代表として聖書に登場する人物。

Wikipedia

暗点のボスであるシンの登場が7月とのことなので、それと同時にマヒルについても明らかになることがありそうですね。

最後に仮説3です。

仮説3:ファン院長

初めはノーマークだったのですが、ファン院長の名前を見て可能性が浮上しました。
ファン院長の英語名はDr.Noah(ドクターノア)です。????ん??え???ってなりました。仮説1でNoahの英語名はそのままNoahかもしれないと書きましたが、こんなにそのままNoah=Dr.Noahでいいのでしょうか……。

ファン院長は本編5章07で夕飯として主人公に「甘い蒸し魚」を出してくれますが、レイが「少し奇妙な味覚をしている」と言っています。セイヤ秘話のやり取りからNoahは「ここ(地球)の気候は合わない」「食べ物は好きじゃない」と言っていたことが分かるので、地球人の一般的な味覚とは違うところも当てはまります。
仮説2で引っかかった「ここの人間に惚れた」の件も、ファン院長ならクリアできます。さすがにファン院長が恋愛対象キャラクターになることはないでしょう。

ただし疑問はあります。
ファン院長はすでに引退していて、かなり歳を取っている。セイヤとNoahがメッセージのやり取りをしたのが2033年だとすると、そこからまだ15年しか経っていません。というか、何年経っていたとしてもセイヤやキノアのように年齢は変わらず「青年」であると考えるのが妥当です。
彼らは身分を偽装することはできるようですが、見た目の年齢まで変えることができるのか……。
可能性として考えられるのは、特異エネルギーの影響です。仮説1でも言及した「ハンチングハットをかぶった男」も元ロールバック隊のようですが、年老いていて「化け物になった」と言っているため、特異エネルギーの影響により歳を取っている(=ワンダラー化している?)ということはありそうです。

ファン院長とレイは極地で動物と特異エネルギーに関する何らかの研究をしていて、「拮抗薬」使っていました。

彼らはワンダラー化を防ぐための方法を探している……とか……?
研究のことや主人公の心臓のコア関係のことはレイの伝説を読む必要があるのかなと思っているので一旦保留、にします。

結局、Noahが誰なのかは分かりませんが、好き勝手あれこれ考えるの楽しいですね。大型アプデが7月なのも、そういう猶予を与えられているのだと思うので色々と考えてみたいと思います。
あと、余裕があれば隠し要素関連や戦闘関連も記事にしたいです。恋と深空が恋愛ゲームだということを忘れそうに……はならないですが、楽しめる要素が多くて沼が深いです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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