見出し画像

推しに狂わされてなんぼの人生②

このまま語ると長くなるなと思って分けたけど、時間が開くと当時あった想いを文章に書き起こす熱は冷めてしまい、同じテンションでは書けなくなるんだなと学んだ。

書くことに慣れてきたころは書けたけど、書かないことに慣れてしまうと書かなくなるものだな。
想いは熱いうちに書け。

気を取り直してBE:FIRSTの魅力について語らせていただく。

数年前テレビだかDAMチャンネルだかで見かけてKPOPグループだと誤認した私だが、謝りたい。
何を隠そうBE:FIRSTは「ハイクオリティのダンスとボーカルを兼ね備えた日本発のボーイズグループ」であることが重要だからだ。
これは若手アーティストの育つ場がないことを憂いてオーディションを主催したSKY-HIが大切にしたい思いなのである。

ええいごちゃごちゃ抜かすな。
(※このあとさらにごちゃごちゃ言う)

とかくビジュアルがいい。造形が。
美しい。初見で「なんじゃその髪色」と思っても2回目には見慣れてしまう。
なんでも似合ってしまうし、みんな自分のものにしてしまうのだ。
映像をどこで止めても、かっこいいか可愛いかセクシーだ。
もう最高である。目に優しい。いやむしろ毒か?
何も彼らは元から完全無欠のイケメンだったわけではない。オーデションから追っていれば、年相応というか、無垢な瞬間ややぼったいビジュアルの日もあった。
単に顔の良さが彼らの総合的なビジュアルをよく見せているのではなく、パフォーマーとして「魅せる」プロ意識がそうさせているのだと思う。

ビジュアルがいいならモデルとして活躍してくれればいいが(しているが)、そうはいかない。彼らはダンス&ボーカルグループなのだから。

ちなみに私はダンスの知識は全くない。もっと言うと興味もなかった。
SNSで話題になるダンスが上手い人たちを見ても、こんなに早く動けてすごい、かっこいいくらいの感想だ。
そんな私でも魅入ってしまうほど、彼らのダンスは素晴らしい。
振りがめちゃくちゃ難しいとか、関節外すみたいなぶっ飛んだ離れ技があるわけでもない(素人目には)。
動きが音にはまって気持ちがいいし、フォーメーションの移り変わりが美しい。
彼らは歌いながら踊ることを前提としているからかもしれないが、ダンスも音楽を表現する手段としてバレエやミュージカルを観ているような感覚になる。

ほんで死ぬほど歌が上手い。
怖いのが、全員上手いところ。
歌未経験の子もいたのに、気づいたらきっちりラップパート以外の歌唱をワンフレーズこなしている。しかもうますぎる。
地上波に出ても、フェスに出てもキッチリ生歌で、音源顔負けのパフォーマンスだ。

これまでも顔良し、歌良し、踊り良しの三拍子が揃っているアーティストはきっとたくさんいたし、私も何度も目にしてきた。

だが私の中ではBE:FIRSTは一線を画す。
彼らの人生の一部を観てしまったからだ。

彼らの音楽への愛が、社長への感謝が、仲間へのリスペクトが、その全てが舞台の上で表現されているんだと知ってしまったからだ。

そんなの応援せざるを得ない。
早くもドームツアーを成功させた彼らが次は何を見せてくれるんだろうとワクワクする。

私もお客様に触れて言葉を交わすことを仕事としている者として、
ボスへの愛、お客様への感謝など、胸に秘めた想いの純度を高めて思い切り表現できるようになりたい。

いや、なる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?