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詩『delightful』

星に触れたら火傷する掌は まだ暗闇のちいさな手袋に包まれているだけ
素肌じゃあまりにも刺激的だから隔たるくらいがちょうど良い
鼓動は眠たく唸る 明日は終日 時間浪費の予定だから会えないね。

抱き締める度胸などないからさ 間違いを馬鹿にし合っては
今日を無価値にしていく自慢話あるいは愚痴話ないし暗黙の了解で済む話。

皮肉交じりの片手間を惜しまず遂行中ただ実行中いわば自己中心的でも
こまめに糖分補給をするように愛嬌は時々だだ漏らすように
原稿用紙の誤字脱字はたまた奇天烈な衍字に肩の力が抜けても
生真面目じゃどうにも耐え難い世界を生き抜くための大失態と思い込め。

抱き寄せる度胸などないからさ 間違いを馬鹿にし合っては
今日を無価値にしていく自慢話あるいは愚痴話ないし暗黙の了解で済む話。

星に触れたら火傷する掌は まだ脆く薄手の手袋を纏っているだけ
素肌じゃかなり刺激的だから隔たるくらいにできている
鼓動は疼き唸る 明日は終日 時間浪費のローテーション溶かしていこうぜ。

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