花束みたいな恋をした。を見た。



あらすじ

とある男女が最高の出会いをして
就職による考えの変化や生活習慣のズレなどにより
ゆっくりゆっくり恋が枯れていき別れるまでのお話。

感想

出だしは最高だった。甘くて甘くて、絵にかいたような幸せな男女だった。
しかしどんな世界にも暗雲は立ち込めるもので、人気ブロガーのお話あたりから少しづつ不穏な空気になっていき、消えないモヤモヤがどんどん蓄積していく感覚に襲われた。これがあるから恋愛は嫌なんだと、知った風な口を利きたくなった。総評、面白かった。しかし解せない点もあった。

涙の意味とは

いざ別れるというシーンで二人して泣くのだが、その時の感情が分からなかった。いや、納得はできるのだ。
泣いちゃった理由は、昔にはもう戻れないことを知ってしまったからで、あの時以上の幸せが今後二人に訪れることはないのだろうと感じてしまったからなんだと思う。
けれど、いやそれどんな気持ち?感情移入するタイプの人間としては是非とも感情移入して泣きたかったところである。
いったいどんな感情で胸と瞼(まぶた)の内を膨らましていたのだろうか。

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