How To Make "Hands Up" Vol.1 ~構成とおすすめサンプルパックなど~
前の更新から間が空いてしまいました!申し訳ないです!
今回から月1ペースでハンズアップの作り方の基礎を紹介したいと思います! ※それらしくやりますが基本自己流です。
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構成について
基本的にハンズアップはボーカルが入った所謂、歌モノであることが多いです。勿論ボーカルなしのインストモノなども存在しますが圧倒的にインストモノのハンズアップの数は少ないです。(これまでのアーティスト紹介で出た楽曲もほぼボーカルが入っているもので占められていた思います。詳しくは過去記事参照)
今回は歌モノのハンズアップの作り方を紹介したいと思いますがハンズアップはどのような展開になっているかオーソドックスな2パターン紹介したいと思います。
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Type. A
イントロ(16 or 32小節) → ブレイク[Aメロ](16小節) → サビ(16小節)→ ビルドアップ(8 or 16小節) → ドロップ(16小節) → Bメロ(16小節) → サビ[兼ビルドアップ](16小節) → ドロップ(24小節) → アウトロ(16 or 32小節)
※太字部分にキックが入る
CascadaやDJ Gollum等がよく多用するパターンで普通の歌モノでよく使われるパターンです。
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Type. B
イントロ(16 or 32小節) → 歌パート(16 or 32小節)→ ビルドアップ(16小節) → ドロップ(16小節) → 歌パート(16 or 32小節) → ビルドアップ(16小節) → ドロップ(24小節) → アウトロ(16 or 32小節)
※太字部分にキックが入る
Progressive Houseのような歌パートが少し短いパターンでよくみられるタイプです。基本的にイントロ、ドロップ、アウトロ以外にキックは入っていないことがわかると思います。2019年現在はこのパターンの楽曲が多いです。
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両方に通じる構成
・基本的に16小節で展開する
ハンズアップは基本的に16小節で展開が行われます。8小節で音が増える等もありますが、大きく内容が変わることはありません。
・キックが入るところでの鳴り物の増え方
最初はキックだけ4小節後にクラップ、その4小節後にハイハットが入ります。4小節毎に増やすと覚えておくといいと思います。
・最後のドロップは24小節
Type. A、Type. Bを見ると分かると思いますが、基本的に最後のドロップは24小節です。基本的に展開は16小節後に8小節同じメロディーでキックをHardstyle Kickにしたり、Future Bassのようになったりするのが多いですが、転調する、歌が入る、3連符になるなどのパターンもあります。
・キックが入らない歌パートの部分にブレイクビーツを入れることもある
これは確実にということではないのですが、仮にブレイク16小節の中に同等の長さのボーカルが入っている場合は後半8小節にブレイクビーツを入れるとそれらしくなります。 この時入れるブレイクビーツはアーメンブレイクのような派手な音ではなく、少し落ち着いたような音を選ぶのがコツです。
・声ネタは必須ではない
日本国内産のハンズアップでありがちなのですが、イントロやビルドアップ、ドロップの部分に多くボーカル以外の声ネタを使っているものがあります。しかしながら国外のハンズアップではあまり使われていません。0という訳ではないのですが、大抵はフィルインに入っていたりする程度です。
他にも色々とありますがこれを押さえておくとハンズアップは作れるので是非覚えていてください。
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オススメのサンプルパック
ハンズアップを作るにあたり「これがあると便利だよ!」というサンプルパックを紹介したいと思います。
・VENGEANCE ESSENTIAL CLUBSOUNDS VOL.4
言わずと知れたVECシリーズです。元々Vol.1はManianが制作に携わっていたのは知る人ぞ知る話なのですが、自然とハンズアップに制作に強いサンプルパックでした(Clubby Kickはそのままハンズアップで使われるようなキックになってます)。その中でも何故Vol.4なのかというと、Vol.1~3は現在購入できなくなっているので論外なのですが、Vol.5はEDMブームにリリースされたこともありHouseかDubstepに使える音が多くを占めているので、少しオススメしかねます。 一方、Vol.4はハンズアップ向けの素材が多く入っており、フィルインや上記に出たブレイクビーツ等も種類豊富に入っているのでオススメします。
・ESSENTIAL AUDIO MEDIA Hands Up Club Bassdrums
DJ THTがプロデュースしたハンズアップ用のキック素材集です。正直VECシリーズのClubby Kickとほぼ同じなのでVECシリーズを持っている人には優先度かなり低めです。
・Beatlab Audio - Artist Series - Stonebank UK Hardcore
ハンズアップではなくUK Hardcoreのサンプルパックです。メインで使うというよりかはレイヤーの素材として使ってることが多いです。
・Mob Rayth Essentials - Sample Pack
Sergey DがMob Rayth(Rob Maythではない)の音素材をフリーで公開しているサンプルパックです。使える音が入っているとは思います。個人的な話なのですが危ない名前が見えるので正直あまり使用頻度は高くないです。というか0です。
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今回はここまでです。
このシリーズは最初に書いた通り、月1ペースで更新したいと思っているのでどうぞよろしくお願いします。
質問や疑問がある方は是非Twitterにお願いします。答えられる範囲で答えます。
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