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【ヤクルト】Look-Back on Swallows #3 <4/6~4/8 vs広島>


こんにちは。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。


私なりの視点で特定の試合・カード・週間等を切り取って簡単に振り返り出来る限りポジティブに書いていく「Look-Back on Swallows」第3弾。

今週はスケジュールの関係上、1軍の試合がない金曜日となりましたので一旦ここで、4/6(火)~4/8(木) vs広島@神宮球場 を簡単に振り返ります。


・総評:奥川恭伸プロ初勝利!カード勝ち越し!

3試合の結果はこちらの通り。

4/6(火)●0-2 4/7(水)○3-2 4/8(木)○11-7 

開幕好発進の広島相手に本拠地で勝ち越しました!!!凄いぞ!!!

初戦は昨年から苦手な森下暢仁に完封されてしまいましたが、
2戦目は好守備にバント等の小技も絡めてチーム一丸となって接戦を制し、
3戦目は初回に4点を取り合った後の雨天中断といった荒れた試合になりましたが、5回5失点で粘った我らが奥川恭伸にプロ初勝利が付きました!


ご存じの通り打撃陣に大きな離脱がある中で、
現状こうやって勝利を拾えているのは先発陣の安定が挙げられるでしょう。

表ローテである小川泰弘田口麗斗、裏ローテのスアレス高梨裕稔は投げているボールを見てもそれなりに計算できる”先発4本柱”となっていくのではといった雰囲気はありますし、
そこに金久保優斗奥川恭伸を始めとするプロスペクト達がローテ争いに絡んでくるのは見ごたえ十分ではないでしょうか!


さて、そんな”先発4本柱”ですが、少し不安材料もあります。
以下にて直近の登板の結果を少し詳細に見てみましょう。

小川泰弘:7.2回 105球 4安打 3三振 1四死球 0失点
田口麗斗:   7回 88球 5安打 6三振 2四死球 0失点
スアレス:   6回 87球 3安打 3三振 3四死球 1失点
高梨裕稔:5.2回 85球 3安打 4三振 2四死球 2失点

個人的に気になっているのは、奪三振の少なさ
三振は守備が介在しないため、安全にアウトを取ることが出来る指標でもありますが、例年の成績から見てもちょっと少ないのが現状ですね。
無論この1登板を見ただけでどうこう言うのは野暮ですが、ファンとしてそういった視点で見ていくのも面白いのではないでしょうか。

また、お察しの通り先発投手が球数の割にイニングを稼げていないのも気になりますよね。こちらはどちらかというと投手起用を行う首脳陣の考えを読み解く必要がありそうです。

おそらく今の打線の関係上、接戦にならざるを得ない試合展開で早めの継投としているのかと思いますが、
シーズンを見据えた時には”4本柱”には7回or120球は投げさせて欲しいですし、彼らはその信頼に足る投手たちだと思います。


そんな早めの継投の結果として、
下記の通りリリーフの登板数が嵩んで行ってしまっていますね。

(※球数が圧倒的な数字になっているのは、3/27の田口2.1回KOの試合(129球)と4/8の馬鹿試合(160球)の影響が大きいので、見た目の数字程は運用を気にする必要ないとは思っておりますが…)

リリーフ陣の質はとても良質なものとなっているだけに、
今後の首脳陣の登板管理にも注目していきたいですね。



そして。
…今日(4/9)は試合がありませんでしたが、現在Aクラスってマジ…?


<公式によるポジ動画集> ※公式さんいつもありがとうございます…!


・Pickup Player: #49 渡邉大樹


気になった1人の選手を取り上げるコーナー「Pickup Player」
今回は高卒6年目の外野手、渡邉大樹です。

本当だったら先週のこのコーナーで書こうと思っていたのですが、
前回は緊急事態だったということもあり、特別編と題して3人の選手を取り上げました。

そしたら今回のカードで想像以上の大活躍をし、こうなるんだったらやっぱり先週に書いておけば良かったと少し後悔してしまいましたが…笑


さてさて、特に印象深い活躍をしたのは4/7(水)ですね。
普段は代走や守備固めでの起用が多い渡邉大樹ですが、
この日は(自身通算2試合目の!)スタメン出場となりました。


まず魅せたのがこのプレー。(下記動画0:26~)

2回表、先頭の長野久義の放った打球はライト前にポトリと落ちるか…?という打球でしたが、ダイビングでスーパーキャッチ!中学時代に200m走の全国大会に出場した脚力を生かして打球を掴み取りました!

イニングの先頭打者が出塁するかアウトになるかでは大きな違いがありますし、投手を助けるビッグプレーとなりましたね!

※私は見ていないのですが、このプレーがプロ野球ニュースのPlay of The Dayにも選ばれたそうで!凄い!



そして打撃面でも見せ場が訪れます。
7回裏先頭打者として打席に入り、ここまで無失点だったD2ルーキー左腕・森浦大輔の初球を弾き返してレフト前に。

その後2塁に進塁すると山崎晃大朗のライト前ヒットで俊足を飛ばして一気にホームへ!微妙なタイミングで(後ろに送球が逸れたこともありましたが)セーフとなり、勝ち越し点のホームを踏みました!
結果的にはその1点が決勝点となりましたし、本当に大きな攻撃でした。

広島のライトは泣く子も黙る強肩で知られる鈴木誠也。
リアルタイムで見ていた時は正直「回すの!?」とビックリしましたが、彼の脚力だからこそ、この勝ち越し点が生まれたのは間違いないでしょう。
(下記動画2:49~)


そしてベンチではお馴染み(?)のポーズでお出迎え。

渡邉大樹だけこういう出迎えをされるのは、彼が登場曲にXJAPANを使っているから…という認識ですがこちらは合っていますでしょうか。笑


彼にとってプロ2試合目の先発出場で、走攻守にわたってこれだけの結果を残したことは、とても自信になったのではないでしょうか。

既に定評のある守備固めや代走の切り札としては勿論、
今年は打撃面でもアピールしていってもらいたいですね!


…と書いていたところで、今日突然登録抹消されてしまいました。
特例2021ではないようなので故障でしょうか…?凄く残念ですが、またすぐに戻ってきてくれることを祈っております。


・今後の展望

明日からは中日ドラゴンズとナg…じゃなくてバンテリンドーム名古屋での2連戦です。
中日は主砲ビシエドが登録抹消となる苦しいチーム状況ですが、どちらのチームとしても中心選手を欠いた現有のメンバーでどこまで出来るかが試されることとなるでしょう。

そして、明日4/9(土)中日先発の柳裕也は昨年4試合で対ヤクルト防御率2.08と比較的苦手にしている投手の1人です。

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しかし、ヤクルト先発の小川泰弘も対中日では昨年4試合で防御率1.98と中日打線を得意にしております。

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どちらにとっても先発が苦手投手・そして主軸を欠くチーム状況、更に球場が広いバンテリンドーム名古屋ということも相まって、特に初戦は投手戦となることが予想されます。

広島3連戦の2試合目で見せたような「小さな1点の積み重ね」に拘り、
2試合どちらも勝って、ヤクルト破竹の4連勝!としてほしいものですね。

 就任2年目を迎え、2月の沖縄・浦添キャンプから「1点の重要性」を説いてきた。「小さい1点の積み重ねが勝ち負けにつながり、シーズンをどう過ごしていくかにつながっていく」と報道陣には非公開で走者を置いたケース打撃でサインプレーを反復練習。成果が大事な場面で出た。



ではでは、また次回の"Look-Back on Swallows"でお会いしましょう!


Special Thanks(データ等出典)
aozora@aozora__nico2)さん
nf3

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