サトラレ

昔見たドラマで記憶に残っているのが「サトラレ」。
主人公が頭の中で考えていることが周りの人に伝わってしまう病気？特性「サトラレ」を持っていて、主人公に気付かれないように周りの人は頑張るんだけど、結局気づかれてしまい主人公は屋上から飛び降りようとするけど、周りに説得されそのあとも幸せに暮らす。
っていう曖昧な記憶がすごく残っているんだけど、合ってるのかな？

当時たぶん小学生だった私は、なんでサトラレってこと本人に気付かれちゃいけないのかが全くわからなかった。

中学生くらいになってこのドラマを思い出したとき、自分の思っていることが相手に伝わっているなんて気付かれてしまったら生きていけない！と、周りが隠していた気持ちがやっとわかった。

たぶん周りに見せている自分は努力した上での自分だったからバレるのが本当に怖かったんだと思う。
「サトラレなんて最悪！」って思ってた。

大学生のときとか、特に部活だけど、いい子じゃないって思われるのが本当に怖かった。
「あいつ本当は腹グロい」とか冗談で言われることもあったけど、本当に嫌だった。
いい子だと思われなくなったらどうしようって。

サトラレになんてなったら、こんなぐちゃぐちゃな気持ちバレてしまう！

社会人になっていろいろ経験した今になって考えると、「サトラレでも生きていけるなぁ」って思う。

それは今自分に正直に生きているからかもしれない。むしろみんなが言葉で言えない自分の思いを知ってくれたら楽だろうなぁって思う。

うーん、でも仕事は別かも！
「なんかあの人いま怖かった。」とか「めんどくさい」とか思ってるのバレたくない！笑
そう思うとまだまだ正直には生きれていない。学生の頃よりは自由だけど。

でも子どもはなんとなく見抜かれてる気がする。
話ちゃんと聞いてないな。とかテキトーにごまかしたな。とか。
あのまっすぐな目を見ているとバレている感じがする。

いろいろ考えるとサトラレたくないけど、サトラレでも生きていける！

この前少し潰れているみかんと、キレイなみかんあえて私がキレイな方とったの彼にバレてたし。
彼は最近本当に私をサトってる。

昔の曖昧な記憶しかないからドラマ見返してみたいな。