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東京ストリートニュース!の思い出

初めまして。
でぢこと言います。中部地方に生息する団塊ジュニア世代で実家ガリガリ勢です。
せっかくnoteに登録したのに書かないのはもったいないと思い投稿します。
文章を書くことが好きであり、かつてはライターみたいなことをしていました。
また沖縄の歴史を独学で勉強しており、そのことも書いていきたいと思っています。

東京ストリートニュース!という雑誌がかつてありました。
高校生向けのファッション誌であり情報誌でした。
出版していたのは何とあの学研です。

東京ストリートニュース!は現役の高校生がモデルとして登場していました。妻夫木聡や押切もえなどが代表格です。彼らはV.I.Pと呼ばれ今で言うインフルエンサーでした。
大体有名大学の附属か私立校の人がほとんどでした。公立出身の妻夫木聡と押切もえはようやっとる。

当時県内で1番校則が厳しく(今はそうでもないらしい)昭和の遺風残る(マニアに目をつけられた)学校に通っていた私にとって東京ストリートニュース!に出てくる高校生は憧れであり一生関わることがないであろう人たちでした。

東京ストリートニュース!の魅力とは?
東京ストリートニュース!の1番の魅力はV.I.Pと呼ばれる彼らが身につけ持っていたものです。
彼らはシャネル、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなど高級ブランド品を着て使っていました。
バッグや財布、靴などブランドの見本市です。
それが貧乏な私の心を鷲掴みにしました。
もっとも真似をする事は金銭的にも厳しく出来ませんでした。
昭和第一高校のスクールバッグだけは理解出来ませんでしたが。

そんなV.I.P高校生ですが中身は至って普通の高校生。
漫画も読むしお菓子も食べる。
なんだ私たちと変わらないじゃないか。
ユゲッチこと弓削智久が自分の部屋を公開しそれが週刊少年ジャンプに連載されていた漫画ROOKIESに主人公の部屋としてそっくりそのま登場。それがきっかけで弓削本人がROOKIESに登場したエピソードがあるくらいだし。
それだけオシャレな部屋だったんだ。でも森田先生パクったらあかんよ。

また学校祭やイベント等の情報も載っており彼らの楽しそうな様子が見て分かります。
彼らがやっていることは。
学校生活などを最大限に楽しむ。それだけです。
これは当時就職が困難を極めていた事に対する抵抗だと思うのですがどうでしょうか?
真面目に勉強しても報われない。
だったら勉強は捨てて遊びまくろう!
こうなっても仕方ないほど当時の就職難はえぐいものでした。
しかし、彼らも悪い大人達に騙されて勘違いしてしまったところもあると思っています。
それにこんなことばっかりやっていたらPTAや保護者達が黙ってはいないでしょう。

そんな東京ストリートニュース!ですが2000年代に入るとギャル系に押されStonewと名前を変えやがて休刊しました。やはり時代の流れや保護者たちには勝てませんでしたね。
目まぐるしい流行を生き抜いたPopteenはようやっとる。

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