YouTubeチャンネルが収益化したので、やったことをまとめました
初めまして、YouTubeでクラフトビール専門チャンネルを運営している小太りです。
最近YouTubeの収益化審査に通ったので、やったこと・気をつけたことを紹介します。
「YouTubeやってみたい」「ちょっとチャレンジしているけど難しすぎる・・」という人の参考になれば嬉しいです。
自分が得意・好きで競合のいないジャンルを選ぶ
ぼくが最初に考えたのは「どのジャンルでチャンネルを作るのか?」です。
結論としては、自分の興味があるもの・好きなもの+競合が少ないジャンルがいいと思います。
まず自分が好きなものじゃないと、動画更新が継続できません。
ぼくの場合は年間100種類ビールを飲むぐらいにクラフトビールが好きだったので、「クラフトビール専門チャンネルでやろう」と決めました。
「自分が好きなもの・継続して更新できそうなテーマ」を選んだ方がいいと思います。
次に競合のチェックも大切です。
例えば「自分はゲームが好きだからゲーム実況チャンネルをやろう」と思っても、ゲーム実況のチャンネルはあまりにも数が多くて、競合が強すぎるのおすすめできません。
ぼくの場合だと大乱闘スマッシュブラザーズSP(以下スマブラ)というNintendo Switchのゲームが好きで、数回生配信をやってみましたが、反応が微妙すぎてやめました。笑
スマブラって日本のトップ選手が動画を出しているので、一般人で実力もないぼくの配信が見られるはずありません。
せっかく動画を出すなら、競合が少なくて、戦いやすいフィールドを選びましょう。
「競合が強いけど、どうしてもこのジャンルでやりたい」と思うなら、テーマを分解してみましょう。
「ゲーム実況」ではなく「マリオだけを専門に扱うチャンネル」にすれば、競合の数が少なくなるかもしれません。
ゲーム系なら1本のソフトだけを遊び続けているチャンネルがたくさんあります。
無理のないペースで動画更新を継続する
YouTubeチャンネルの運営は、大前提が「続けること」だと思います。
有名人がチャンネルを開設してすぐに登録者100万人とかいう脅威的スコアを叩き出しますが、「すでにテレビで売れてて、知名度・スキルが圧倒的」という状態なので、参考になりません。
中田敦彦さんぐらいトークがうまかったり、手越さんぐらいスター性が合ったりすれば話は別ですが、凡人はまず継続!
自分に無理のないペースで動画を出し続ければ、クオリティもどんどんUPして、登録者・視聴回数も増えていきます。
続けているうちに「ここを改善したいな」「このテーマは再生回数が多いな」とか気づいてくるので、その気づきを元に改善すれば、動画はよくなっていきます。
ぼくの場合は週2本更新を1年ぐらい続けて、117本の動画を公開しました。
毎日更新すればもっと伸びるかもしれませんが、そもそも継続ができなくなるので、今後も週2本を崩さずに更新していきます。
一番危険なのは「毎日更新するぞ!」とモチベーションを上げてしまい、結果が出ずに心が折れて、更新を止めてしまうことです。
ヒカキンさんが言ってたんですが「YouTubeは永遠に続くマラソン」らしいので、リタイアしないスピードで進んでいきましょう。
動画のデータを見ながら改善する
ただ継続して動画を出し続けても意味がないので、データを見ながら改善していきましょう。
YouTubeで重要な指標といわれるのが「視聴維持率」です。
視聴維持率とは、全体の何%が最後まで動画を見たかどうかを表す数値で、40%以上あればOKって感じ。
YouTubeでは1秒ごとに細かく視聴維持率がわかるため、維持率が下がった箇所を見て、仮説を立てて改善していきます。
視聴維持率の他にも、登録者の増加率・アイキャッチのクリック率など、見るポイントはけっこうあります。
この方がめっちゃ参考になるので、おすすめ。
機材には最初から課金した方がいい
「カメラ・マイクって高いものを買った方がいいの?」と悩むかもしれません。
ぼくもYouTubeを始めるときに、機材については悩みました(今でも悩んでますがw)
結論としては、マジでやるつもりなら最初から良い機材を揃えた方がいいです。
なぜなら機材のクオリティは動画のクオリティに直結するから。
必要なものは
・マイク
・カメラ
・照明
の3つです。
特にマイクが顕著なんですが、カメラやスマホに最初からついてるマイクじゃなくて、外付けマイクを買うだけでめっちゃ音質が良くなります。
機材によるクオリティのアップは、個人の才能や努力が関係ないため、サッサと課金した方がいい。
素人でもある程度しっかりした機材を揃えるだけで、動画のクオリティはUPします。
とはいえ、機材を一式揃えるとけっこうお金もかかるので「最初はスマホで撮影して、慣れてきたら機材を揃える」方式だと、お金も無駄になりません。
ちなみにぼくが撮影に使っている機材は
企画は視聴者のニーズを満たすもの
YouTubeをやってくうえで大変のが「どんな動画を出すのか?」だと思います。
最初は「視聴者が知りたい情報・見たい映像を出す」方法がおすすめです。
例えばぼくの場合はクラフトビールチャンネルなので、下記のような企画を考えました。
・ビールの基礎知識紹介
・ビールを飲んで紹介
・ビアバーに行って紹介
・ビールを作っている人にインタビュー
・ビールの飲み比べ
全部試してみてデータをチェックし、登録者増加率の高いテーマに絞り、動画を出すようにしています。
「どうやって視聴者のニーズを探せばいいの?」という人は、YouTubeの検索バーに自分のジャンルキーワードを入れて調べてみましょう。
YouTubeでキーワードを検索している人が、なにを知りたいのか?が分かります。
「YouTuber=個性のある企画・バズる動画」というイメージがあるかもしれませんが、ぼくはそういうのが得意ではないため、「視聴者のニーズを満たしていく動画を作る」という方法をコツコツやりました。
編集時間が1秒でも短くなる工夫を
動画編集は思った以上に時間がかかります。
動画の尺にもよりますが、周りのYouTuberなどを見ても1本3~5時間ぐらいはかかります。
編集に時間がかかりすぎて、YouTubeの運営に挫折してしまうかもしれません。
なので、編集時間が1秒でも短くなる工夫が必須です。
参考にならないと思いますが、ぼくの場合は編集を丸ごと人に依頼してました(最近は自分でやってます)。
本業での収入があったので、編集を外注して、お金を払っていました。
「編集は自分でやりたい」という人もいると思うので、最近編集をやり始めたぼくが気をつけたポイントを紹介します。
・ワイドディスプレイで編集画面を広くする
・フルテロップをやめる
・効果音も最小限にする
・繰り返し使う編集やテロップはPasteを利用
・ショートカットキーを駆使する
動画のクオリティを大きく損なわない範囲で、編集の手間を省くようにしました。
編集に時間がかかるのは最初だけで、動画のフォーマットさえ決まれば、あとは繰り返し作業で時間も短縮されます。
編集時間を短くするために、機材・アプリ・編集素材にはガンガン課金していきましょう。
動画編集の効率化だと、こちらの動画が参考になります。
編集ソフトの選び方
動画編集するときに専用のソフトを使いますが、これもいろいろ種類があります。
ぼくはMacBookで編集していて、ソフトは下記の2種類使いました。
・PremierePro(毎月の定額払い)
・Final Cut Pro X(買い切り)
個人的には、MacBookを使っている人ならFinal Cut Pro Xがいいと思います。
なぜならサクサク動いて、動画編集が快適にできるからです。
PremiereProは機能モリモリですごいんですが、動画が遅くて編集に時間がかかります。
編集にめっちゃこだわる人ならPremiereProの方がいいと思いますが、最初はFinal Cut Pro Xがおすすめ。
ただ使っているデバイス・環境・動画の内容によって適切なソフトは変わってくるので、両方試してみるのがいいと思います。
どちらのソフトも無料体験できるから、気軽に試してみてください。
余談:ブログの方が圧倒的に楽だった
ぼくはYouTubeを始める前に、個人ブログを運営してました。
2017年ぐらいに始めて、当時は「ブログで稼ぐぞ!」みたいなブログゴールドラッシュで、今のYouTubeに似た空気を感じます。
ブログもYouTubeも収益化の1歩目はGoogleの広告でなんですが、ブログは2週間ぐらい努力すれば審査に通ります。
もちろんYouTubeもセンスのある人がやれば速攻クリアするんでしょうが、ぼくの場合は1年ぐらい時間がかかったので、「ブログの方が簡単だったなあ」とボヤキながら動画更新してきました。笑
ネットでお金を稼ぐのも大変なものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!! 記事が面白かったら、ぜひSNSでシェアいただければ!(それはもう嬉しくて、飛び跳ねます)