久々に買ったDavy Grahamの3枚組と、眠る前の『クラクラ日記』
雨降り。蒸し蒸しと暑い。だからドクターペッパーが美味しい。
唐突に、大好きな Davy Graham のCDとレコードを並べてみる。
これまですでに、もうほとんど持っていて、(hatという作品だけはまだ持ってない)みたことないやつはないだろうと思っていた。
ところが、最近、3枚組のアンソロジーを見つけてしまったのだ。
トコトン好きになってしまうと、揃えないと気が済まなくなるタチなので、もちろん今回も買った。
聞いたことない音源も入っていたから、ワクワクして聴いたんだけど、これは買って正解でした!
やっぱり彼のギターが大好きだ、と思った。歌も好き。
とんでもなく好きだ!!
と、彼のことを言う人にこれまであまり出会ったことがないのだけど、それがほんとうに不思議だ。だから、この人には聞いてみてほしいなって思ったときにピンポイントで布教したりもした。共感したかったから。笑
眠る前は、ここのところ少しずつ坂口安吾の妻の坂口三千代氏の『クラクラ日記』を読み進めている。
安吾の人となりが1番わかる本だと思う。
可笑しいのは、やきもちを妬いたり、浮気をしたと思い込んだりして、安吾の睡眠薬の量が増えて、落ち込んだりしてるところ。
なんて歪なんだろう。
でも、安吾の書いた作品の所以が少し見えたような気もしたりして、
ますます好きになったのでした。
しかし人間。社会や世間や常識から飛び抜けて、所謂自由になってしまっても、
自分自身という肉体や精神からは中々自由になれないのだと、クラクラ日記を読んで思う。
そんなジレンマに蹴飛ばされたりしながらも、正直に生きた人の言葉は、わたしの心に刺さるのです。
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